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彼は友達、此奴は下僕~ゴブリンと人間の最強タッグ~  作者: ピッグハット
始まりはここから
11/25

10話 鉱物が金になるのは自然の摂理

最近書いてて情景が思い浮かびにくくなってきました・・・

読みにくくてごめんなさい


俺らが今いるのは山である


緑なんか一切ないむき出しの岩!この安らぎとは縁遠い場所は何なのかというと

王都から馬車で西へ行った所にある鉱山である。

かつては炭鉱の町すら出来るほどの場所だったのだが、とある噂が流れ始めそれを裏付けるかのように様々な話が飛び交ったそうだ

恐れを感じた人たちは、一人また一人とこの町から離れていき防衛力を失ったこの町に魔物が入り込み結局、人が住めない場所へとなってしまったという。

なんだかもうちょっと何とかできなかったのだろうかと思えて仕方がない。

ちなみにだが、ここでされていた噂・・・70年程前の噂話だが・・・

どうやらここは大量のドラゴンの住みかとなっていたらしい


どうしてそんなところに俺たちが居るのかというと



「鉱山調査ですか?」

「ええそうなの!興味ない?」

お金になりそうな依頼が無いかとゴライアスさんに聞いたら教えてくれた。

「ずいぶん昔に使われてた鉱山なんだけど、最近そこに立ち寄った冒険者がまだ鉱物が採掘できるのを確認したの♪」

ニコッと笑うゴライアスさんにもう慣れたしまった俺は少し考えていた

「でも、その鉱山は場所も遠いですし魔物出ますよね?」

「そう!だから調査依頼ってことになってるの♪」

なるほど・・・納得は出来たような気はする・・・

「もう何名かの冒険者は向かったわ♪あっ!あとこんなうわさもあるの!」

「どんな噂ですか?」

ゴライアスさんは少し陰湿な顔になり

「そこ・・・ドラゴンの住みかになってるんですって・・・」






こうして、ギルドに馬車を手配してもらった俺たちは鉱山へ向かったのだった

馬車に揺られながら俺は考えていた。

(ドラゴンか~・・・こいつがいたら案外行けるんじゃね?)

何処までも楽観的に考えるオージャーは初の遠出の依頼に少し浮かれていた



ふもとまで着くとすでに廃町には至る所にテントが設営されていた

「あっ!やべなんも考えてなかった!」

そうか、この依頼泊りがけになるよな~・・・なんで考えなかったんだろう・・・

「おいゴブ・・・今日からしばらく野宿だわ」

「ゴブ!」

なんか気合の入った返事をする此奴はさておき俺たちは早速、鉱山へ向かうことにした


中は薄暗く空気に湿気を含んでいた、持ってきていた松明に火を付け俺はゴブを先頭に坑道内を歩いていた。

現れるバットやラットといった魔物は優秀な下僕君が一括で処理を行ってくれていた。



「先発組のしわざだろうな~・・・」

壁にはいくつもの採掘された跡がある、俺たちももっと奥へ行こう

そう思い、少し足早に坑道を進むと少し開けたところに出た、そしてその場所からいくつかの分かれ道となっていた。


「なるほどね、こっからこの鉱山の至る所へ行けて採掘できるってことか」

先人の偉業に感心しつつどこへ行こうかと悩んでいると、ゴブが俺の服をグイグイと引っ張った

「ゴブ」

何だと、視線を向けると此奴は一つの道を示していた。

「こっちってこと?」

「ゴブ!」

大きく頷く


ほほぉ~この下僕君!主を差し置いて何真っ先に決定権示しちゃってんの?

まぁ!俺は寛大だし~、そこに決めてあげても~・・・

はい、特に当てはなかったのでそっちにいきます。


俺は脳内寸劇を終わらすとゴブの指し示す方へと向かっていくのであった。

少し進むと直ぐに行き止まりへと到着した。


・・・あの~行き止まりですが?あれですか、なんか不満でもあんのですか?

嫌味の1つでも言ってやろうかと考えていると、ゴブが壁に手を当てると

「ゴブ!」

壁が一瞬で塵になり、その先には道が続いていた・・・


「ゴブ!」

自慢げに二コっと笑いかけてくる下僕君・・・

うん、俺は信じてたよ?


少しその道を進むと広い空間に出た、そしてそこはもう鉱石の楽園であった

まぁ!俺たちお金持ち♪


そんなことを思いながら俺は一心不乱に鉱石を採掘していた。

鉄鉱石をはじめ、銀や金も採掘できたそして・・・

「え?これ・・・ミスリル?」

俺はおもむろにさっき取れた鉱石を眺める・・・

うん、これミスリルだ・・・マジか・・・マジか!!!!!



「いやったぁぁぁ!!!ミスリルだぞ!!!!」


俺の歓喜にゴブがビクッとなっていたが気にしない!

ちょっと小躍りしたくなるぐらいの嬉しさに俺はニヤニヤしながらマジックバックにミスリルを入れる。

ちなみにこのバッグはギルドからレンタル品で見た目に反して多くの物が入る優れモノである、料金は1日1000G!


あらかたの鉱石を詰め終わり、満足感を感じるていたオージャーはその場に座り込んだ。

その様子を横で別の意味であろうか、満足そうに見つめるゴブリン


その二人を洞窟天井、その空間の高い高い場所からそれは1人と1匹を見つめていた・・・・




ここまでお読みいただきありがとうございます。

よろしければご評価、ご感想お待ちしております。


人は急にお金持ちになると代わりますからね~・・・それでも4630万円ギャンブルって凄いですよね

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