プロローグ
初投稿の作品です。
結構無茶苦茶な設定だなとか思いながら書いてる節あるので、頭空っぽにして読んでほしいです。はい。
王都の賑やかな道を一人と一匹が冒険者の集うギルドへと向かっている。
1人は背が大きくも小さくもない一般体型と呼べる姿で全身にやや着慣れたの皮の防具を付けている。
少し伸びたあまり整えられていない薄茶色の髪、目は10人が見たら9人は「根暗」と答えそうな死んだ魚のような眼をした青年、オージャーである。
もう一匹はオージャーの腰ほどの身長しかなく首から下をすっぽりと覆うローブを着た姿。
髪は無く鼻は人の二回りほど大きく耳は尖り、その顔は全体の一点を除いたすべてが緑色をした彼はゴブリン、しいて他のゴブリンと違う点は額に紫に光る丸く小さな石がはめ込まれている事だろう。
そんな一人と一匹が昼間だというのに酒の香りと外の道よりも盛んな声で賑わうギルド内に入る。
入ってきた一人と一匹にその場にいた何人かが目を向ける。すると賑やかだった空間の声が少し小さくなったような気がした。それに連鎖するように一人また一人と入口に立つ一人と一匹へと視線を送る。
少し静かになった中で近くのテーブルに座っていた、世紀末という意味をその風貌から見て取れるモヒカンヘアーの男が立ち上がりこちらへと近づいてきた
男は二人と一匹の前に立つと
「英雄さんだぁー!一緒に飲もうぜぇー!」
と嬉しそうな笑顔で声を上げた。
それに反応するように先ほどまで声のボリュームが落ちていたギルド内に先ほど以上の歓声が生まれた。
「今日は俺がおごるぜ!好きに飲んでくれよ」
モヒカン男が笑顔でそういうと
「すまない、ギルドの依頼を見に来たんだ先に依頼を見てからいただくよ」
とオージャーがモヒカン男に伝える。
モヒカン男と目が合う
「いやお前じゃねぇよ・・・行こうぜ!ゴブさん!」
「ゴブッ!」
満面の笑みでゴブリンを見つめるモヒカン男に言葉の意味を理解しているのかもわからないが返事をした横のゴブリンことゴブを見つめ俺・・・
オージャーは思った。
(こいつ俺の下僕のくせにぃぃぃ!!!!!)
変な点などがありましたら、生暖かく見守っていただくか野次をお飛ばし下さい。
ご感想・・・やる気につながります。




