表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
錬金術師と人外さん  作者: 菖蒲
9/14

9話 仲間候補ができた

私は冒険者ギルドでの登録を済ませて、冒険者ギルドをでた。

これからどうしようギルドでの登録が住民登録のようなものだから、これでここに住む準備はできたし、ここにずっと住むとは限らない。

ヴェールは呼んだら来てくれるけど、ずっとそばにいてくれるわけでもない。


私は街を歩きながら考えていた。

錬金術師なら冒険しながら売り歩けばいいんだ、という結論にいたった。

ということで、外に行って素材を取りに行こうということになったのだが、ラシェの街に入る時通った、門から外に出ようとすると、入る時はいなかった門兵に止められた。

「何しに外に行くんだい?」

「素材を取りに」

「一人で?」

「うん」

「あぶないよ、やめときな護衛もなしで」

門兵によると、外にある森には獣や魔獣がいて危ないという。

私はそうですか、といって門から離れた。

どうしよう、私にはそんな戦う力なんてないし。

うーんうーん、と唸りながら街の道をうろついていると、いかにも中世の服を着た青年に声をかけられた。

「君、大丈夫?」

「あ、はい大丈夫です」

その青年は深く帽子を被っていたけど、顔は隠れていなくて、いかにも好青年という顔をしていた。

「何か悩み事でも?」

「ええ、森に素材を取りに行こうと思っているのだけど、護衛がいなくてね」

「そう、なんの素材が必要なの?」

「その時に考えるってことにしとくわ」

「へぇ、じゃあ俺と組まない?この街には一時滞在でね君は錬金術師に見えるしどこでも商売出来るだろ、オレが護衛する代わりに回復薬を作って俺に安く売るってのはどう?」

多分パーティのお誘いだろう。

「パーティの誘いってこと?」

「そうそう」

私は考えた。この青年はそんなに悪い感じはしないけど実力などわからないことが多い。お試しで森に行って実力を確かめるのが1番だろう。

青年にそれを伝えると二つ返事で了承してくれた。

「俺はレリットよろしくな」

きらっと、効果音が付きそうな笑顔で言われると断れないからね。

「うん、よろしく」

ついに新キャラ登場です!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ