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4話 リヒトフラワーの妖精
[鑑定]あるし鑑定してみよう。高校生の頃RPGにどハマリして青春をつぎ込んだ時代を思い出す(笑)
[妖精の友]・・・妖精を見ることができ、会話もすることが出来る。妖精の加護を何度でも受けられる。
らしい。まぁまぁすごくない?!これは私の固有スキルということ!?いえーい
妖精ってどこにいるんだろう。これは●トロのまっくろ●ろすけの方法にしよう。
「妖精さん出ておいでーー!」
なんてことで出てくるわけない「出てきましたよー」ってあるんかい!
手のひらサイズの、黒髪で緑の瞳の可愛い男の子だった。
「僕、リヒトフラワーの妖精だよ」
「なんて呼べばいいの?」
「名前はないから勝手につけて」
「わかった、じゃあ瞳が綺麗な緑色だから『ヴェール』にする!」
「うん!気に入った」
私が異世界人であることと、錬金術師であることを話すと
「君運いいね!リヒトフラワーは回復薬の【ハイルング】の素材だよ!しかもリヒトフラワーがないと作れないんだ!」
リヒトフラワーは白く大きい花で、白百合みたいな感じです!