2話 ステータス
うん、落ち着こうって落ち着けるか!
つか、あの男なんなの。
おばあちゃん!?これどうしたらいいの!?おばあちゃんの遺言に従って今までできるだけ人助けしてきたんだけど、ジ●リの猫の●返しみたいな恩返し1回もないよ?!なっちゃったもんはしょうがないけど!?
よし、今度こそ落ち着こう。深呼吸すぅーはぁー
OK!
多分私はこの森に転移したんだろう。ここが地球であっても、高校生の頃ハマってたような異世界であってもまず人を探さなければ。
かれこれ1時間歩いてるけどずっと森の中だし、生き物すら見当たらないんだけど!
「どーゆーことよー!!!」
天に向かって叫んでみるも何も返ってこない。
あっ、なんか四角い石見つけた。なんか石版みたい。なんか書いてあるけどまったく読めない。まぁいっか。意味不明な四角い石ゲット。
あれ?石版が透明になっていく。そして私に吸い込まれた。
目の前にゲームとかでよくあるメニューみたいなん出てきた。[自分]をタップ。
お、切り替わった。なになに、河尉莉朝
HP 250
MP ∞
ジョブ 錬金術師
はぁ何このMP∞ って、もしかしてこれはチートなのでは?ってこれもう地球じゃなくて異世界決定じゃん!