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記憶喪失の異世界旅行ー死の記憶・・・  作者: Sro
【第二章】死の運命
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第十一話「勝利の協力」

ーーローマリナ城 夜「部屋」ーー


「もう終わりね!」


リムリはダウラに向けて槍を突き刺そうとした。ダウラは

攻撃しようとしたが遅かった。槍がダウラの体に突き刺さ

りそうな時、突如後ろから誰かがリムリに向かって攻撃し

ようとしてた。


「!?」


リムリはすぐさま気付き攻撃を上手くかわした。誰が攻撃

してきたのか確認にしようとした。


「誰が・・・って!?」


「誰だ・・・お前は!」


そこには医療室に運ばれているはずのカルマがいた。


「リュウ君にはクウを医療室に先に運んでもらったよ」


「だが、お前のその傷では!戦えんだろ!?」


「ダウラ・・・君がその「ペンダント」を付けるとはね・・

・僕は君が本当に目の前にある真実を受け入れないから協力は

あまり乗り気じゃなかった。だがさっきの行動で知ったよ・・」


「ん?」


「僕はダウラが一番の仲間だって・・・ね」


そう言ってカルマは剣を抜き取り、攻撃態勢になった。


「そうか・・・はは・・・やるか!」


ーーローマリナ城 夜「廊下」ーー


「リュウ・・・」


「何だ?」


クウを抱えてリュウは医務室に向かっていた。


「すまないな・・まさか怪我をしてしまうとは・・」


「とにかく急ぐからな!」


リュウはそう言ってクウをしっかりと抱えて走り出した。

するとクウが何かを感じたのか叫んだ。


「リュウ!!もっと早く走れ!」


「まだ早くかよ!」


リュウがそう言った瞬間リュウの足にナイフが突き刺さった。

リュウはバランスを崩して倒れ込んだ。


「く!ナイフが・・・誰だ!」


「見つけた・・」


そう言ってリュウ達の近くに現れたのはカナンだった。


「カナン!ってことは・・・3人組か」


「ん?なぜ私の名を知ってる・・・まぁいい私はリムリ様の部下であり

暗殺者である者・・・貴様らを殺しに来た」


そう言った後から他の2人も姿を現した。


「どうにかして・・・立てない・・どうすれば」


リュウがそう言った瞬間、リュウの隣で鈍い音がした。誰かが刺さった

音がした。


「・・・・・!?」


リュウは隣を見るとクウが血まみれで動かなかった。


「クウ!!!!」


「弱いな・・・だが確実に任務は果たす・・」


「次はお前だ」


カナンとマーレは言った後、リュウの背中にナイフを刺した。


「そ・・・ん・・・な」


次第に視界が狭くなっていき・・・死んだ。


ーーローマリナ城 夜「部屋」ーー


「くそが!!」


リムリはダウラとカルマに殺されかけていた。二人は「ペンダント」を

所持していた。「ペンダント」が能力を引き出してリムリの攻撃よりも

早く攻撃していた。リムリは傷だらけで血が出ていたがまだ動いていた。


「終わりだな!豪快!ファントム・オブ・ザ・キル!」


ダウラがリムリの体を斬りリムリは下半身と上半身が真っ二つになり

そのまま血を流して死んだ。


「これで終わったな・・・」


「う!」


カルマが倒れそうになりとっさにダウラが支えた。


「大丈夫か!」


「何とかね・・・僕も運んでほしいな」


「・・・・あぁ」


そう言ってダウラはカルマを医療室に運ぼうとしていた。


ーーローマリナ城 夜「廊下」ーー


「・・・は!?」


気がつくと3人組はもういなかった。リュウは起き上がりクウ

を見た。


「クウ・・・ん?」


クウの体がまだ少し動いていた。リュウはクウの背中を持ち

話しかけた。


「クウ!?」


「あ・・リュウか・・俺は・・まだ生きてるんだな」


かすれた声でクウはリュウに話しかけた。


「俺は・・・もうダメだ・・・リュウ・・」


「クウ!?おい!しっかりしろ!!」


「はは・・・もう無理なんだよ・・・でもな・・リュウにある物を託せる

からな・・俺は平気だ」


「ある物?」


「物・・・ではないが・・お前に俺の「希望」を託そう」


そう言ってクウはリュウの手を握りしめた。


「リュウ!お前に「希望」を渡す・・・人は死を恐れている・・・だがな

「希望」は形だ・・・死をも超える形だ・・・形はお前の心に消えないだ

ろう・・・だからだ・・形は失われないのだ。それを忘れるな・・・希望

を持って進めよ・・・リュ・・・・ウ」


段々とクウの握りしめれられていた力が緩くなってきた。そしてクウは静かに

目を閉じていった。


「ク・・・クウ!!!!」


リュウは涙をこらえて・・・クウの手を握りしめた。冷たい手を握りしめた。


「お前の「希望」は確かにもらったぞ」


あれからリュウは、カルマとダウラに会ってクウの事を話した。二人共話を

聞いて辛そうにしてた。そしてリュウはお世話になった人達に挨拶をして城

を出ようとした。


ーーローマリナ城「正門」ーー


「そうか・・・もう行くのか」


「あぁ」


ダウラはリュウを正門で見送りをしに来ていた。


「お前のお陰でこの城は無事だ・・・感謝をする」


「いいって」


「おーーーい!リュウ!」


ダウラと話しているとリーカとカルマがこっちに向かって走ってきた。


「もう行くの!・・・また戻ってきてよ!」


「君の旅を応援しとくよ!」


「ありがとう二人共」


「あ!そうだ」


何かを思い出したのかリーカは手に持っていたペンダントをリュウに

渡した。


「お守りね!」


「ありがとう」


リュウはそう言って去ろうとしたがカルマが話しかけてきた。


「その悪いが・・・僕も連れて行ってくれないかな?」


「カルマ!?」


「え!?兄さん?」


「僕も・・・君の旅に興味があるんだよ・・いいかな?」


リュウは頷いた。カルマがいれば戦力的には問題ないからだ。


「そうか!」


「おい!カルマ!」


「ダウラ・・・今の君なら信用がある。騎士リーダーとしてのね」


「・・・分かった・・父には話しておくぞ」


「助かるよ」


こうして俺とカルマは城を出て森の中に入って行こうとした。


「またねー!!」


リーカが大きく手を振って言ってきた。


「あーー!」


リュウもそれに答えて返事した。


ーー森の中ーー


リュウとカルマは森の中を歩いていた。


「何で興味を持ったんだ?」


「え?」


「旅の事」


「そうだね・・・先にある物を見てみたいというか・・

まぁ、自分から進んでみたいと思っただけさ」


「そうか」


「僕は守るだけの事をやって来た。騎士としてのね・・・だから

守るのではなく「進む」もやってみたくてね」


「いいんじゃない?」


「そうだね」


リュウとカルマは他愛もない会話をしていた。森の中は次第に

暗くなってきた。


「ちょっと・・怖いな」


「はは、まぁ確かに・・・でももう少しで出れるからこの先に村が

あるからそこで泊めてもらおう」


「そ、そうだな」


そう言いながら歩いている何か視線を感じだ。デカい大きな嫌な

予感と同時に・・


「なぁ・・誰かつけてきてないか?」


「この森は猛獣がいると聞いてる・・・まさか」


ドン!と地響きが鳴った。そして木が次々となぎ倒されていく

音がした。


「こっちに来るね・・・準備はいいかい?」


「え?」


「戦いの」


「戦うのか?」


「猛獣ならね」


「そうか」


リュウは猛獣でないことを祈っていたが次第に近寄ってきて姿が見えてきた。


「来たか・・・やはり」


「ギャーー!!」


大きな声で叫び、二人に襲いかかってきた。


「さぁ!行きますかね!!」


「まじか・・・」

今回は進展が多い?話になりましたねwまぁクウを生かす手もあったんですがカルマを旅に同行させる方が後々戦闘に困らないのでwクウを推してる人にはすんませんwでは!

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