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記憶喪失の異世界旅行ー死の記憶・・・  作者: Sro
【第二章】死の運命
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第九話「過去のすれ違い」

ーーローマリナ城「正門」ーー


「お待たせ!」


「さっき来たところですわ」


「そうね」


「あ、リュウ!紹介するね!」


リーカはリュウの方に振り向き、彼女達を紹介し始めた。


「この二人は私の友達のドレイト・マーカーとハルファス・キーラ」


「は・じ・め!ましてリュウさん・・ドレイトよ」


「初めましてです、ハルファスです」


一人は強気な女性でもう一人の子はおっとりした性格の女性だった。


「あ、初めましてリュウです」


リュウが挨拶を終えるとすぐにドレイトがリュウに近づき話しかけてきた。


「あんたの事はリーカちゃんから聞いたわ!まぁ私に任せなさい!!」


「(リーカ・・・リーカちゃん・・)」


リュウは少し笑いかけた。その所を見られたのかドレイトは何か

言おうとした。


「何?私におかしい所とかあった?」


「い、いや・・」


「そう」


「ドレイトちゃんは少し機嫌が悪いんだよねー」


「ちょ!キーラちゃんは黙ってて!!」


「はーい」


ドレイトは軽く咳をしてからリュウに言った。


「ダウラ様のペンダントの事を知りたいのよね」


「あ、あー」


「じゃあついてきて」


「分かった」


リュウはドレイトについて行った。


ーーローマリナ帝国「街中」ーー


「ここよ・・入って」


リュウ達はドレイトが案内した場所まで行った。ローマリナ帝国の

街中で、一つの二階建ての店の中に入っていった。


「ここは?」


「私の行きつけの店よ」


「ドレイトちゃんってこんな感じの店選ぶんだー」


「うるさいわね!!」


店の中は至って普通の異世界にありそうなレストランだった。いろんな客が

座っており、目と目があったらヤバそうな客までいた。ドレイトはそんな客

達を気にしないで奥のカウンターの所まで行った。俺達もついていった。


ーーローマリナ帝国「レストラン・葉香」ーー


「お?今日は何ようかな・・・ドレイトのお嬢さん」


「少しの間だけ例の部屋を借りれる?」


「あーいいぜ!ドレイトの旦那にはいつも世話になっておるからなぁー!」


「え?旦那?」


「私のパパよ・・勘違いしないでね」


ドレイトは振り向いてリュウに言うとカウンターにいたおじさんから借りる

部屋の鍵を貰って二階に行こうとした。


「こっちよ」


「ああ」


ドレイトについて行き、二階に上がった。二階にはいくつかの部屋があり

ドレイトは一番奥の部屋に行った。


「ここね・・」


鍵を使い、入っていった。リュウ達も中に入っていった。


「そこに座って・・」


「あ、ああ」


ドレイトに言われるままにリュウ達は座った。中はあんまり広くは無かった

が本や資料みたいなのが沢山置いてあった。


「どこかしら・・・えっと・・・」


ドレイトは何かを探していた。机が部屋にあってそこから何かを探していた

しばらくしてから見つけたのか、リュウのそばに近づき一枚の写真を見せた。


「これよ」


「この写真は・・・」


写真にはダウラがペンダントをした姿が映っていた。


「昔はよく町にきて私達と遊んでくれたわ」


「ダウラ兄さんがペンダントを・・」


「何でダウラ様がペンダントを今はつけてないのかは分からないわ・・でも」


「でも?」


「一つだけもしかしたらって思うことがあるの」


「え?それは何」


「昔に起きた「変果へんがの事件」よ」


「へんが?」


リーカが答えると、キーラが思い出したかのように答えた。


「あー!ダウラさんが行った。あの「西の地帯のクエスト」ね!」


「そう・・あのクエストからダウラ様の様子がおかしいのよ」


ーー過去 ローマリナ帝国「街中」ーー


「あ!ダウラ様!!」


ドレイトはダウラを見つけて近づこうとした。だがダウラの様子が

おかしかった。様子がおかしいと気づきドレイトは近づき様子をうかがった。


「俺は・・・負けたのか・・・あいつに」


「(ダウラ様・・・一体誰に負けたのですか!名前だけでも言ってくれれば私が

何とか・・)」


「ペンダントを駆使しても・・無駄だった・・いや、ペンダントのせいにして

は・・・駄目だ!!」


ダウラはペンダントを握りしめて顔に近づけて唸っていた。


「俺が・・・負けるなんて・・・そうだよ・・・あはは・・何故気づかなかったんだろう」


「(ん?ダウラ様?)」


ダウラはとぼとぼ歩いてどこかに行った。


ーーローマリナ帝国「レストラン・葉香」ーー


「なるほどな・・大体わかってきた・・」


「え?分かったの?」


「ダウラはペンダントの力を頼らず・・いや、誰の力にも頼らなくなった

のだよ」


「だからペンダントを捨てたと?」


「多分な・・だがそれが正解だと」


「だと?」


「ペンダントを探すことができない」


「捨てたからでしょ?」


ドレイトがそう答えると、リュウは頷いた。


「じゃあどうするのよ・・」


「カルマ様とダウラ様を仲良くさせればいいんでしょ?」


「そうだな・・それが一番いいんだが・・」


「だったら探すしかないじゃない・・」


「だけどな・・・・・」


リュウは考えた。しかし一向に案が出てこない・・しばらく考えていると

ある一つの案が出た。


「(このループした世界で見つけるには・・・ん?ループした世界・・出たぞ・・

しかしこの方法は・・)」


「ねぇ?出た?」


「ああ・・しかしこの方法は・・・えぐいぞ」


「ねぇねぇ!どんな案?」


「・・・・言えないな」


「え?」


「これは俺だけで行う・・リーカは普通に過ごしてくれればいい・・」


「わ、わたしも手伝うから!」


「いや・・いいんだ」


「・・・分かった・・でも何かあれば頼ってね」


「ああ・・」


リュウはその後部屋から出て店を出て一人になった。町を歩いて一人で

考えていた。


「(ダウラとの・・・考えたくもないな・・だがこのループした世界なら

・・俺だけならできる!)」


色々と考えていたのか前を見ていなかった。リュウは知らない女性とぶつかってしまった。


「あ!・・いて!」


「あ、・・・・あーーーー!!」


「え?あ、ごめんよそ見してて・・」


「よそ見じゃないわよ!!私がようやく時間をかけてクリアしようとしたゲームを!!」


「え?ゲーム?」


よく見るとイヤホンをしてゲームをしている女性だった。手にはゲーム機を持っていた。


「ったく!どう責任取ってくれるの?」


「え・・・あーすまんがまたな!じゃ!!」


「え?・・あ!!待ちなさいよ!!」


リュウはとっさに逃げようとした。女性は追いかけてこようとしたがすぐに諦めた

のか走るのをやめた。


「(異世界でもゲーム機ってあるんだな・・・)」


ーーローマリナ城「正門」ーー


リュウは走って、ローマリナ城まで戻った。


「・・・・・これからだな」


リュウはゆっくりと歩きローマリナ城に入っていった。


「(俺が全てを狂わせてループする・・・残酷なやり方だが・・・仕方がない)」


リュウの部屋に戻ろうとして途中でダウラとすれ違った。ダウラはリュウを見て

真剣な表情ですれ違って去っていった。


「(ダウラ・・・今夜の夜は長くなりそうだぜ・・・覚悟しときな)」


ーーローマリナ城 夜「部屋」ーー


時間は過ぎ、また同じ夜が来た。リュウはベットに座り込み、じっと考え込んだ。


「(この作戦で成功すれば・・・次の道になる・・)」


「一度ループすれば次に成功する・・・」


「そうか・・」


「え!?」


扉の方から声がした。リュウは振り向き扉の方を見た、すると扉がゆっくりと

開いた。するとダウラがいた。


「ループする能力か・・・」


「ま、まさか・・聞いてたのか」


「ああ、考え過ぎだな・・声に出して漏れてたぜ」


リュウの作戦がダウラにばれてしまった。リュウはベットから立ち上がり

ゆっくりとダウラの方向に近づいて行った。


「おっと・・・これ以上近づくな・・お前の作戦を知ってるから危険だな・・・」


「じゃあ・・・来れるな?」


「来れるか・・・その手の挑発には引っかからないぜ・・リュウ・・・いやループ

する「殺人鬼」さんよ」

やっと忙しさから解放されましたw今後は少しずつ早めに出せれるように努力します!!一体リュウの作戦とは?次回のお楽しみに!

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