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記憶喪失の異世界旅行ー死の記憶・・・  作者: Sro
【第二章】死の運命
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第五話「3人の小さな暗殺者」

ーーローマリナ城「廊下」ーー


「お前らは・・・」


クウの背後から現れた3人組、奴らはゆっくりとこちらの方に

姿を現した。


「私達は・・・」


「リムリ様の部下であり」


「暗殺者である者・・・貴様らを殺しに来た」


「暗殺者よ!!クウもやられてしまった!どうしよ!」


「落ち着けリーカ!今は考えるんだ・・脱出の出口を!」


3人組は前の世界とは違う姿だった。服装は皆鉄製の防具で

アンドロイドのような姿だった。頭にはガスマスクを着用していた。


「一応聞く・・お前らの名は!」


「私はファーナ・・そして隣にいるのがマーレとカナン」


「もう話すことは・・・無い・・死んでもらう」


3人は一斉に俺らの方に攻撃を仕掛けてきた。リュウはとっさに

リーカの手を引っ張った。


「(今は逃げないと!こんな所で!!)」


「クウはどうするのよ!!」


「今はお前の安全が大事なんだ!じゃないと!・・・あ」


「じゃないと?」


「いや・・今は俺を信じてくれ!」


リュウとリーカは走りまくって3人から離れた。何故か3人は

すぐには追いかけてこなかった。


「はぁ・・・はぁ・・・」


「も・・・もう無理!」


リーカの体力が無くなり、その場で倒れ込んだ。リュウは廊下の

奥の方を見渡すが追いかけてくる気配がなかった。


「追いかけてこない・・・いつでも殺せるってか?」


「ちょっとそこの所から庭に出れるから出ましょ・・・」


「ここだとまずいからな、よし行こう!」


俺はリーカの手を引っ張り何とか庭まで疲れながらも出てこれた。


ーー「ローマリナ城「間の庭」」ーー


「中庭だな・・・これは」


「まだ屋敷の中だけどあいつらが来ても逃げれるわ・・広い方がいいのよ」


「(これからどうする・・・まだ夜だし休息をとってからカルマの方に

行くのがいいかもな)」


「カルマ兄さんならここから曲がった場所の奥側の部屋よ」


「え?・・・」


「ん?何?」


「(さっき・・・俺口で言ったか?気のせいか?)」


「何かぶつぶつ言ってるけど大丈夫?もう私は平気だから行きましょ」


「なぁ?俺なんか言ったっけ?」


「ん?あー、独り言言ってたからついね」


リュウは疑問に思いつつもリーカが教えてくれたカルマの部屋まで歩いて行った。


「迷路みたいな作りだな・・・」


「そう?私はここに長いこと住んでるから迷路みたいとは思わないけどね」


「まぁそうか」


ーーローマリナ城「カルマの部屋」ーー


「ここがカルマの部屋か・・」


カルマの部屋の前まで来た。リーカはリュウの後ろにいてリュウがゆっくりと

扉を開けようとした。


「行くぞ・・・」


「兄さんいるかな?」


「よし!」


勢い良く扉を開けてカルマの部屋に入った。部屋の中は俺のいた部屋と変わりなかった。

ゆっくりと中に入っていった。


「・・・・カルマは居ないな」


「兄さんどこにいるのかな?」


「探すしか・・・ん?」


何か暗くてよく分からないが水みたいな・・足を地面に付けると

水たまりを踏んだみたいなぴちゃぴちゃな音がする。


「・・・」


「いないの?・・・・え」


リーカは俺の横から部屋を覗き込むと顔が真っ青になっていた。


「そ、そんな・・・」


「リーカ・・・!?」


リーカの見つめる先にはカルマが血だらけで壁の方に座っていた。

体からまだ血が流れていた。


「何故だ・・・は!」


「え?何!?」


リュウはリーカの手を握り逃げようとした。すると部屋のどこか

から声が聞こえてきた。


「もう遅いじゃないの?待ちくたびれたよー」


「・・・・お前だったか・・やはり」


「リュウ!上!」


「え?」


上を見上げるとリムリが笑顔でこっちを見ていた。


「な!リーカ!!」


「おっと!逃がさないよ!!」


リムリは天井から飛び降りるようにリュウの方に近づいて

槍で攻撃しようとしてきた。


「え!」


一瞬だった。リーカの胸に槍が刺さり突き抜けて血が噴き出ていた。


「リ、リーカ!!」


「・・・・・」


「あはははは!!」


「次は・・・君の番だね!」


「くそ・・・」


リュウは一歩後ろに引き逃げようと考えていたがあることに気づき

そのことを考え始めた。


「(時間が・・・戻ってないぞ)」


「さーて終わりますかね!」


リムリが槍をリュウの方に向けて攻撃をし始めた。リュウは拳を握りしめて

走り出した。


「(もしかしたら・・・まだ)」


リュウは倒れ込むようにしゃがみ込み槍をよけてリーカの方に向かって走った。


「嘘!逃がさないよ!!」


リムリが槍でリュウの体をつつこうとしたけど、リュウはそれをよけて

リーカを抱えて部屋から出ていった。


「・・・・ちょっと甘く見ていたかな?あは!」


ーーローマリナ城「廊下」ーー


「はぁ・・はぁ・・はぁ・・」


リーカを抱えて廊下の奥まで来たリュウはリーカをそっとおろして深呼吸した。


「さ、さすがにきつい・・な」


「・・・・」


「まだ眠って・・・死んでないよな」


「・・・・」


リュウはしばらくリーカの隣で休憩をとった。


「・・・・おい・・・おい」


「(ん?・・・誰だ・・)」


目をこすりリュウは目を開けて周りを見た。そこにはダウラが

俺の前にいた。


「生きてたか・・・」


「寝てしまったのか・・・」


「こんな所で寝てると風邪ひくぞ・・ったく」


「あ、あ!あの!リーカ・・リーカ姫を部屋まで連れて行ってください。」


「え?俺が・・・!?」


ダウラはリーカを見ると驚くようにリーカの近くに行って顔を確認した。


「これは・・・ぎり生きてるって所だな・・・おい!何があった!」


「実は・・・」


さっき起こった事を全てダウラに教えた。ダウラは納得してリーカを抱えて

部屋まで連れて行った。


「これで・・・安全だな」


「何が・・安全なの?」


「!?」


後ろから声がしてとっさにリュウは振り向いた。


「お前ら!」


「確実に殺す・・逃げは・・効かない」


「そう・・・殺す」


「・・・・」


「俺は死んでもいいが・・リーカだけは!守る!」


ーーローマリナ城「廊下」ーー


「あいつと約束したが・・・重い」


ダウラはリーカを抱えながら歩き続けたが途中でピタリと止まった。


「流石ねー・・・すごいよ!私に気づくなんて・・ね?」


「剣士・・・いや、国を守る者として気づかなかったら失格だな」


ダウラの少し離れた所にリムリが潜んでいた。それを気づいてダウラは止まった。


「いやいや・・・でも、もう貴方の命は終わりなの・・おや?」


リムリはダウラが抱えてるリーカを見て笑った。


「その子!さっき私が殺した子じゃない!あはは!死体抱えてどうしたのよ!あはは」


「死体・・だと」


「ん?あれ・・怒っちゃった?」


「俺は最近疲れているようだな・・・だが」


ダウラはリーカを降ろして剣を抜き取り攻撃態勢になった。


「まさかやるの?めんどくさいなー」


「この俺の事知っての事か?」


「あ?」


「ローマリナ帝国・・真刻騎士団のリーダー・・・ラヒィーナ・ダウラと

知って勝負に挑んだんだろ?」


「あー・・その格好どこかで見たんだよねーって思ってた所なのよね」


リムリも攻撃態勢になり槍をダウラに向けていた。お互い慎重に攻撃の

タイミングを見極めてる。


「そろそろ始めていいかな」


「いつでもいいよ!殺すね」


「殺すか・・・じゃあ俺は消すで」


「いいねー・・・では」


「行くぞ!!」


リムリとダウラの一騎打ちが始まった。そしてリュウはダウラの所まで

行かせないと3人組との対決が始まった。

長らくお待たせしました!自分はいよいよリアルで忙しくなってきてるので!投稿がかなり遅れますが

しっかりと投稿をするので・・・待っててください!!

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