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記憶喪失の異世界旅行ー死の記憶・・・  作者: Sro
【第二章】死の運命
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第二話「過去の曲がった運命」

ーー「ローマリナ城「永亭の庭」」ーー


「ちょっと!待ってくれ!」


「いいから行きますよ!」


リュウはリーカに手を無理やり引っ張られながら城の方に連れていかれそう

になった。城に入れられたら牢屋行きと分かったリュウはリーカの手を離そ

うと必死に抵抗したが中々離れない。


「誤解だ!!俺は不法侵入者じゃない!」


「だったら誰だと言うのですか!」


「そ、それは・・・」


「何も言えないなら確定ですね!ほら行きますよ!」


「やめろーーー俺はまだ地獄を見たくなーーい」


ーーー「まぁまぁ・・離してやりなさい」ーーー


リーカに抵抗していたら後ろの方から声がした。声的に男性の声だった。

俺はとっさに振り向いた、リーカも声に気づいてリュウの後ろにいる人を

見た。するとさっきまでの必死な表情がびっくりするような表情に

変わっていた。


「に、兄さん!?」


「こ・・この人がリーカの兄貴・・」


「初めまして・・僕はリーカの兄のラヒィーナ・カルマです」


貴族の服装で剣を腰につけていた。髪は長くて少しだけ女性かと思うぐらい美しかった。


「あ!あの・・俺は神谷龍です!よ、よろしくお願いします。」


「よろしくね、所でここで何してたのかい?」


「あ!ちょっと聞いてよ!兄さん!この人ねぇ・・」


思い出すかのように俺がここに勝手に入ってきたと言おうとしたリーカをリュウは止めようとした。


「ちょ!!」


「あ!もしかしてだけど・・・」


「(俺・・捕まる?)」


「リーカの彼氏?かな?」


俺とリーカは慌ててカルマに事情を説明しようとした。


「だ!誰がこんな人と!!」


「俺はここに飛ばされただけで!別にこいつと何か!?」


「まぁまぁ落ちつけ・・さっきリュウ君だっけ?君さっき飛ばされたって言わなかったかい?」


「はい!言いましたけど・・」


この時間はドリュウズが俺達をぶっ飛ばした時だった。リュウはここローマリナ城

でリーカに見つかりその時は、リーカの「恋人のふり」になれと言われたから

何とかなったがどうすればいいのか少しばかり悩んでいた。


「飛ばされたのって転移装置かい?」


「そ、装置?」


「いやー、私が道端で転移のアイテムを落としてしまってね・・」


「そ!それです!!」


「いや・・でもその時ここに設定してたかな・・」


「落として設定が変わったとかじゃあないですか?」


リュウは何とかしてこの場を収めた。リュウは苦笑いでごまかしたが・・


「まぁお詫びとしてこの城に招待しよう!」


「ちょっと!兄さん!!」


「まぁまぁ彼の能力値を測ったが問題なさそうだ」


「(いつの間に!?)」


「彼は危害を加えれるほどの能力はないよ」


そう言ってカルマは城の方に向かって行った。


ーーローマリナ城「広間」ーー


「やはり広いな・・」


「まぁお城だからね・・貴方の行ったことが、正しいのか分かんないけど・・兄さんの言葉を信じようかな!」


「俺信用されてないのか・・」


広間の方に来た俺とリーカ。カルマが言ってた事を信じてリーカは俺を怪しまず

城の中を案内してくれた。だが少し違和感が・・あった。


ーーローマリナ城「廊下」ーー


「あのさぁ・・リーカ」


「何か?後、馴れ馴れしいよ!」


「す、すまん・・えっと・・リーカ姫」


「・・・やっぱリーカでいい」


リーカは恥ずかしそうに顔を見せなかった。


「てかさ、こんなに沢山のメイドたちどうした?何かのイベントか?」


「え?うちはこんな感じだけど・・変?」


「え・・いや・・そうじゃないけど」


「(前の世界はこんなにもメイドがいなかったような・・・気のせいか?それに

リーカの兄・・もしかしてだけどこの世界どこか違う?)」


俺が考え事してたら目の前から来たメイドとぶつかった。メイドが倒れそうに

なったので、俺がすかさず手を引っ張って倒れるのをふせいだ。


「あ、すいません!」


「い・・いえ・・では」


「まずいことしたかな?・・あれ?でもさっきの顔どっかで・・」


俺の脳内に記憶が蘇った。確かあの顔は・・・


「メイド長のユイナだよ」


「あ!ユイナか!」


「え?知り合い?」


「いや!違う!!俺の知り合いにも同じ名前の人がね!」


「そう」


とっさに危ない危機を乗り越えた。リュウが二回目のこの世界に来た事は、誰にも

言わないようにしている。もし誰かにばれたら何か嫌な予感がしてくる。

そう思うと絶対に言わないと固く誓うリュウだった。


ーーローマリナ城「大神庭図書館」ーー


「ここは「大神庭図書館」よ!沢山の本があるのよ!」


「ここは・・」


以前にも来たことがあったなと、思い出を掘り起こすかのように本を見つめいていた。


「あれ?・・誰なの?」


「お?この声は・・」


「スカリラ!私よ!この子に自己紹介!」


「はいはい・・君かい?えーと私はロット・スカリラよ。ここに居候してるの」


「居候ね・・」


次々と思い出がよみがえってくる。やはりここは二回目の世界、忘れようとしても

思い出す。俺はこれからこの世界を救わなきゃいけない。そう思うと少し胸が

痛くなる・・・


「んーーどこかで・・あった?」


「え?」


「あ、いや・・気にしなくていいよ」


「は、はい・・」


「(俺の事を覚えてる?・・・そんなまさか・・な)」


ーーローマリナ城「玉座」ーー


「ここが・・「玉座」」


「そうよ・・あ、お父様!!・・あー!!兄さん!」


ローマリナ城の玉座はとても光り輝きそして「王」と呼ばれるぐらいの広くそして

勇ましい感じの部屋だった。そこの部屋にはリーカからお父様と呼ばれてる玉座に

座ってるいかにも王の服を着た、髭を生やした優しそうな感じの王様だった。

もう一人の兄さんと呼ばれていたのは目つきが悪く、剣を肘掛けのようにして手を

置いていた。


「誰だそいつ・・」


「(怖!!)」


「お父様!紹介しますね!こちらはカミヤ・リュウさん。カルマ兄さんが間違って

ここに転送してしまったらしいの!それのお詫びとして城に招待してるの!」


「これはこれは・・すみませんなーカルマがやらかしてしまって・・ご迷惑で

なければ、もうすぐ食事ができるしご一緒にどうですかな?」


「飯!」


俺は飯の事を考えた瞬間俺の腹が鳴った。俺はとっさに顔を赤くして慌てた。


「父上!こいつと食事ですか!俺はこんな奴知らないぞ!」


「まぁまぁ・・そう言わずにな・・いいじゃないか、彼が食事に加わる事により

賑やかになるじゃなあないか」


「だからって!」


「ここ最近のお前はどうも疲れてる・・最近あっちの騎士団とも上手くいってないのだろ?」


「そ・・それは・・」


「お前がここの騎士団のリーダーならばせめて慎重に行ってくれ・・それとも今年

の騎士リーダー候補に、お前ではなくカルマがのると思って焦っているのか?」


「・・・」


リーカの兄さんは少し戸惑いを持ちつも覚悟を決めたかのように俺を睨みつけてきた。


「分かったよ!!食事ぐらい付きやってやるよ!」


「そうか・・おっと!まだ自己紹介してなかったね。私はリーカとカルマ、そして

ここに今いるカルマの兄、ダウラの父である。ローマリナ帝国の王・・

ラヒィーナ・バファルだ。よろしくリュウ君!」


「さっき父上が言ったように俺はローマリナ帝国騎士団のリーダー

ラヒィーナ・ダウラだ・・」


「彼らも呼びたいのだが・・いいかね?」


「彼ら?」


「まぁ俺は別にいいが・・」


「私も―!」


「彼らって?」


「彼らは帝国の最強騎士の事だよ!」


「もしかして・・それって」


俺が考えようとしたら玉座の方から扉の開く音がした。振り向くと見覚えのある

人が二人いた。


「王の命令であれば即座に・・ルーカスフォロントただ今来ました。」


「同じく、ルミウスマーティン到着です。」


俺は目を広げて見た・・久々に見たような感覚があった。二人は俺らの方に近づきそして・・


「おや?君は初めてだね?僕はルーカスフォロント、僕の隣にいるのはルミウスマーティンだよ」


「ふん!ルミウスマーティンだ・・」


「(相変わらずのルミウスマーティンだな・・これも懐かしいな・・)」


パンッと手をたたく音が部屋の中に響き渡った。バファル王が手を叩いたのだ。


「そろそろ食事にするかね?」


ーーローマリナ城 夜「部屋」ーー


「あったかいな・・」


俺は食事をすまして部屋についた。食事は豪華だが量が沢山あってビビった。

バファル王が泊ってけというから遠慮なく泊まった。


「寝床がないんじゃ・・シャレになんないもんな」


俺は独り言をぶつぶつと言ってると廊下の方から物音がした。


「(誰だ?・・メイドかな?夜遅くまでご苦労様ですな・・)」


そんなのんきな事を思っていると突然俺の部屋の扉が開いた。


「・・・・誰だ」


返事をしても部屋は静かだった・・物音もせずにただ流れていく時間・・


「と、とにかく閉めるか・・」


俺は扉の前まで行き少し廊下のあたりを見まわした・・だが廊下は暗く誰もいなかった。


「な・・なんだビビらせるなよな・・」


扉を閉めようとした瞬間!扉を誰かが手でつかんで止めた。


「だ!誰だ!!!」


「ふふ!誰でしょうねー?」


「誰だよ!姿を見せろ!!」


俺は扉を全開に開けて姿を見た。そこには背が低い長いどっちにも穂がついてる

長い槍を持った、笑顔満点な女の子がいた。


「ねぇー?貴方の心臓どのようになってるの??教えてくれなーい?」


「(こ・・こいつは・・敵だ!)」

お久しぶりです!第二話できました!また新キャラ出てきて楽しいですw

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