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記憶喪失の異世界旅行ー死の記憶・・・  作者: Sro
【第二章】死の運命
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第一話「神の大罪」

ーー神の会議室ーー


「この様な始末とは・・」


「正に・・・不愉快・・いや、最悪と言うべき」


「どーでもいいけど・・早く終わらせてよね」


「めんどい!!つぶせば解決だろぉぉぉぉお!」


「うるさいよ・・」


「何だと!?てめぇ!」


暗い部屋で8人ぐらいの人達が囲むように席に座って会議をしていた。

それぞれ皆様々な事を言い合い、結論が中々出なかったその時。


「静粛に!!」


「・・・・」


ある一人の声で皆が一斉に黙った。そして静かになってちょっと間してから

喋り始めた。


「我々が今やるべき事は・・・ただ一つ」


「一つ・・・」


「彼を・・・この世界でもう一度・・・」


ーー??ーー


「・・・・」


感覚が無い。まるで宙に浮いてるかのようだ・・俺・・死んだ?

周りがとても暗い。あの時のクウの顔・・必死だったな。


「!?」


いきなり重力がかかったような感じで重くなった。リュウは辺りを見回した。

そこは一本の暗い道しかなかった。


「俺・・ん?」


リュウは自分の手を見つめた、そして自分の体を見つめた。


「俺生きてる・・ぞ」


服は最初に着てた、青いスーツだった。リュウはある程度体を見て生きてる事を

確認してから、顔を上げてまっすぐに続く道を見た。


「この道は・・どこに」


そう言ってから歩き始めようとしたら、横から話しかけられた。


「ちょっと・・そこは、あんたが行くところじゃないわ」


「え?」


リュウは横を振り向くと、宙に浮いてる背が低い女の子がいた。

女の子の周りには回る大きな円があって女の子を囲んで回っていた。


「そっち行くと本当に死ぬよ?」


「死ぬ?」


「そう、死ぬのよ」


「何で?」


「あそこは「死の道」と言って、もう思い残す事がない人が行く所よ」


女の子は指をさしながら説明し始めた。

話によると、どうやらここはあの世に行く道らしい。そしてその道を

進んでいくたびに記憶・感情・存在が一つ一つ消えていくらしい。


「ここに道は・・危ないな」


「そう、まぁ貴方は何回も通ってるけどね」


「え?」


「あ、いや・・今のは忘れてくれないかな?」


「・・・まぁあんまし聞こえなかったからよく分かんないけど・・」


説明し終わってから女の子はリュウの前まで来て、リュウを指さした。


「貴方にはこれから判決を下します!」


「判決?」


「そう!判決よ!その判決は・・・」


女の子が言おうとした時に、女の子の後ろから誰かが歩いてきた。


「判決よりも・・運命にした方がいいのじゃないかな??」


「ん!?」


女の子は声がした途端にその方向に振り向き、喋った。


「ちょっと!!ガリル!!邪魔しないでよね!」


「すまない、すまない・・・ちょっと言い方を変えてみただけじゃないか」


少し笑いながら謝ってきたのは、黒い服を着た。まさに死神みたいな恰好をした

灰色の髪の毛の男性だった。


「ファフィル、悪いな・・」


「全く!」


「あのー・・どちら様?」


「おっと紹介遅れたね・・私は死の神を任されてる、ガリル・バファドだ。君が

噂のカミヤ・リュウかな?」


「そうですが・・・カタカナにするなよ・・」


「何か言った?」


「いえ!何も!」


リュウは慌てて嘘をついた。ガリルはファフィルと呼ばれてる女の子に話をし始めた。


「ファフィルはこの子をどうするのかな??」


「うーん・・・どうしよっかな・・って!もう決めてるの!!」


「あはは・・」


「そう言えば私の名前言ってなかったね・・・私は時の神を任されてる

フィ―ラ・ファフィルと言う!後、君の担当に配属されてるの」


ファフィルは素早く紹介を終わらせて本題に入ろうとした。


「リュウ!貴方はもう一度!あの世界に行ってもらうわ」


「あの・・世界?・・もしや!!」


「そう・・貴方のいた世界に」


「でも‥あの世界は」


記憶が甦る・・・マリカを殺してクウを蹴飛ばしてしまった。仲間は皆死んで

しまった・・・戻ってどうすればいいのだ。


「まだ気づいてないのね!私は時の神よ!できないことは無いわ!」


「時の・・・神!まさか!?」


「そのまさかよ!貴方が救いなさい!それが貴方の罪滅ぼしよ!」


「え?・・・罪滅ぼし??」


ファフィルは少しため息をついてそれから冷静に喋りはじめた。


「貴方の・・・これまでの神への罪よ!!!」


「俺が・・・何をしたんだ」


「君は死に過ぎた・・でいいかな?」


「ガリル!貴方!」


割り込むようにガリルが喋りはじめた。


「君は神の第三党規を知ってるかい?」


「第三党規?」


「そう・・・第三党規は三つの規則を意味する。君は三つの規則

大義・心義・道義の道義を犯してる」


「道義・・・」


ガリルの真剣な態度で今の状況が良く分かってくる。自分がどこで間違った事を

していたのか今が知る時・・そう思えてきた。


「道義は・・・まぁ簡単に言うならば、人のふみ行うべき正しい道・・君は

死んでも生き返れる。それは神の・・・いや、人間の規則に違反している。」


「死んでもあんたはまた生き返れる。神はそれを恐れたのよ・・常識外れの事をしたからね・・」


呆れながら言うファフィルを置いといてガリルはまた説明し始めた。


「君は何度も死にそしてまた生き返る・・初めはまぐれだろうと思っていたのだが」


「それが・・何回も続き・・俺を警戒した」


「まぁ大体はあってるね・・それだけならいいのだがね」


「まだあるのか!?」


「少し落ちつけ・・僕はあまり気にしてないのだがな・・運命を曲げてきたのは・・君だからね」


「曲げた・・?」


リュウは疑問が出てきて少し混乱しそうになった。ただでさえここの世界が

非常識だらけなのにこんな場所で運命とか言われたら混乱し始める。


「彼女・・マリカ君だっけ?あの子は君が来なければ・・・あそこまで生きてなかった」


「え・・・ど、どうゆうことだ!?」


「彼女は・・・」


「それは言わない約束でしょ!」


大きな声でいきなり喋りはじめた、ファフィル。ファフィルはこの話をしたく

ないのか何故か止めに入った。


「ファフィル・・・そう・・か」


「何よ・・」


「君が止めに入ってくるからね・・ちょっとね・・驚きっていうか」


「な、何よ!」


ファフィルは少し顔を赤くして怒った。


「とにかく!リュウは運命を変える・・貴方の仲間を・・死の運命から救って!」


「言われなくても!!」


リュウはそう言うと体が何かに吸い込まれるように後ろの方に引きずり出された。


「ちょ!う・・うわぁぁぁぁあ!!」


「・・・・行ったかな?」


「あの子なら・・できるよ・・私が救えなかった時間を・・・ね」


ーー??ーー


「う・・・ここは」


体が逆転してるみたいだ・・ん!?


「俺が気にぶら下がっているからか!」


リュウは足を木に引っかけていたので宙吊りになっていた。しかも逆向きで・・


「この木に・・・引っかかって・・くそ!う・・うわぁぁぁあ」


ドサッ!と地面に落ちた。


「キャ!・・誰かいるの?」


「いてて・・」


リュウはすぐに起き上がり辺りを見渡した。すると見たことがある人がいた・・

俺の前で死んだ奴がおそろおそろ俺を見ていた。


「リーカ・・・」


「え?何?私のこと知ってるの?」


リュウは邪魔な草をどけてリーカの方に近づいた。


「リーカ・・・また・・」


「え?誰ですか?」


「え・・・あ!」


そう、ファフィルが飛ばした世界は過去の世界、つまり過去の世界で

リーカは当然生きてる。そしてこの時間は俺とリーカが出会った時間帯だ。


「あの・・初めまして・・リュウと申します。」


「あ・・私はローマリナ帝国の姫・・ラヒィーナ・リーカと申します。」


「あの・・」


「その・・ご用件は?」


「え?」


「この屋敷は王家の隠し別荘・・つまりここを知るものは王家に携わっている者

そうですよね?」


「えっと・・・あ・・あのー」


「(どうしよ!どうしよ!・・前みたいな展開はないのかよ!?)」


「もしや・・・」


「(お・・きたか?よーーし)」


「不法侵入・・」


リュウはリーカの次に素早く返事を返した。


「はい!!そうです!不法・・・侵入・・・え、えぇぇぇぇ!!!」


「・・・はい!牢屋行きです!」

時間がかかりましたが!遂に第二章始まります!!

これまでの記憶喪失よりも上の段階に行けるような物語にしたいと思います。

これからもよろしくお願いします!!

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