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記憶喪失の異世界旅行ー死の記憶・・・  作者: Sro
【第一章】記憶喪失の異世界
52/63

最終話「記憶喪失の異世界」

ーーワールズ城「広間」ーー


「う!・・・何だ・・・この感じは」


「どした・・リュウ?」


体が動くには動く、だけど何かを感じる・・・まるで自分が自分でないような

感じだ。動かすたびに振動のような鳴り響きが来る。


「何かが・・・」


言おうとした時に突然奥の部屋から地響きがなった。


「奥の方から・・・見てくる。マリカとリュウはそこにいてくれ」


「うん!待っとくよ」


「あぁ・・・」


さっきから何だよ・・・息が苦しく段々と死にそうになってくる。

リュウは首を抑えて息を荒くしていた。


「どしたの?リュウ!」


「大丈夫だ・・・問題・・・ねぇ・・」


「絶対問題あるよ!ねぇ?どこかおかしいの!?」


「あ・・・・」


体が動かねぇ・・声も出ねぇ・・・息も・・どうなってんだ!?

あれ・・勝手に動き始めたぞ。


「立って大丈夫なの?・・・リュウ?」


ーーワールズ城「廊下奥」ーー


「地盤が崩れてきている・・・この世界に何かあるぞ」


クウはリュウとマリカを残して奥の方から振動のような鳴り響きを調査しに

行ってた。見てみると、地盤が崩れて段差ができており。そこから暗い空間

みたいなのができていた。


「とにかく戻っておくか・・」


クウはこの場所を後にしてリュウ達の所へ戻った。


ーーワールズ城「広間」ーー


「戻ったぞ・・あれ?リュウ・・マリカ?・・・リュウ!!マリカ!返事しろ」


「ここだぜ・・」


「な!?顔に血がついてるぞ・・ケガしてるのか!?」


「これか・・・そうだな・・ケガしてるにはしてるけど・・」


「けど?」


「俺の・・・う!!・・はぁ・・はぁ・・」


「どした!?リュウ!」


クウがリュウに近づこうとしたその時、リュウはクウに向かって手を伸ばして

近づけないようにした。


「クウ・・・もう俺に近づくな・・いや・・俺から離れろ」


「どうした・・・マリカは!マリカはどうした!?」


「マリカは・・・・マリカはあぁぁぁぁ!!」


叫びだしたリュウを見てクウはとっさに駆け寄った。するといきなりリュウが

クウの腕をつかんできた。


「何するんだ・・リュウ!」


「・・・・あははは・・あははは!!」


「リュウ・・・どうしたんだ」


「お前を殺せるからなぁ!!」


リュウの手の指先がいきなり尖った爪になり、クウの腹に突き刺そうとしていた。


「オール・カット!!」


「く!!」


クウは能力を使いリュウから離れた。


「リュウ!!何をするんだ!?」


「あぁ?・・・お前を殺すために決まってんだろ?」


「リュウ・・・いや、お前は誰だ・・」


「俺は・・・リュウ!記憶が戻った!本物のリュウだ」


「記憶が戻ったのか・・・だったらこれが本心か!」


クウは剣を取り、強く握りしめて攻撃態勢となった。


「俺の!!!・・・はぁ・・はぁ・・待ってくれ・・クウ」


「リュウ・・」


「お前に・・・頼みたいことがある」


「何だ」


「俺を殺せ」


「できるわけないだろ!!」


クウはリュウに怒鳴りつけた。そのはずだ共にこの戦いを終わらせようと

戦った奴を自ら殺すなんてできるはずがなかった。だが次のリュウの言葉

で変わった・・・


「俺は殺される・・・・理由がある」


「どうゆうことだ・・」


リュウはクウに黙ってある方向を見るように指を指した。そこには・・・


「・・・あ・・ああ・・・マ・・・」


そこには血まみれになっていたマリカがいた。全身が赤く染まり、心臓部分には

短剣が刺さっていた。


「なぁ?・・・俺を・・殺せよ・・なぁ!!!」


「あぁ・・・わかったぜ!」


クウは真っ直ぐにリュウに瞬時に近づき攻撃しようとした。怒りの目だった。

クウは本気でリュウを殺そうとしていた。だが・・


「な!?」


「俺がそう簡単に殺されるか!!」


クウの攻撃を手で受け止めた。リュウはその剣をクウから取り上げて

クウを蹴飛ばした。


「く・・・くそが!!」


「ふふふ・・これでお前は・・ん?何で俺はこんな所に剣を・・は!?」


リュウは自分自身の首に剣の刃を向けていた。


「お前が・・・はぁ・・はぁ・・殺さなくても・・俺が死ねば・・」


「リュウ!?何を!」


「じゃあ・・・な・・俺の・・過去の俺に告げて欲しい・・」


「リュウ!!やめろ!」


「俺は・・・この先の未来で・・死ぬぞってな」


グサッと鈍い音がしてリュウの顔と顔から下が離れた。血が大量にあふれ出てきて

バケツいっぱいの血が流れていた。


「リュウ・・・」


死んだリュウのそばに行きクウは自分の剣を取りその場で立ち尽くしていた。


ーー???ーー


「いよいよか・・・」


「神の大罪を償うときが・・・」



第二章に続く・・・・・・


遂に第一章が完結しました!!

第二章もどうぞよろしくお願いいたします。

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