第四十八話「激怒な罪」
ーーワールズ城「広間」ーー
ヤードとリュウお互いにゆっくりと回りつつ相手の出方を伺っている。
するとリュウは叫びながらヤードに突っ込んでいった。
「ヤードーーーー!!」
ヤードは素早くリュウの攻撃を剣ではじいた。だがリュウは、諦めないで何度も
攻撃を繰り返した。
「何度しても無駄ですよ・・・私の体には当たりません」
「だからって諦めれるかぁーー!」
リュウは必死になって何度も攻撃した。ヤードは攻撃をはじきつつも隙を狙って
攻撃してきた。
「うぐぁあ!!」
攻撃を食らったところが悪く致命傷だった。リュウは短剣を手から落として倒れ込んだ。
「いくら不死身でも・・・ん?」
ヤードはリュウの手に書いてあった数字が気になりリュウの手をつかんだ。
手に書いてあった数字を見てヤードは突然笑い出した。
「あはははは!!どうやら不死身なのは・・・この回数だけですね?」
「う・・・・」
「残り・・・5回ですよ?」
「う!・・・・・死ぬかよ!!」
リュウはとっさにヤードの顔にめがけて殴ろうとしていた。だがヤードはリュウの
手を押さえた。
「では・・・後残り僅かな命を・・・いただきますね?」
ヤードはリュウに嬉しそうな声で剣を刺して殺した。
「・・・・・!?」
リュウは残り4回しか使えない能力で生き返った。
「ヤード・・・俺は死んでも構わねぇ・・だが死ぬ時はお前もだぁ!!」
「貴方を死の道に招待してあげましょう!!」
リュウとヤードは同時に走り出して近づき一騎打ちをした。
「これで終わりですね・・・」
「そうかな・・・俺がどこを狙ったか分からなければ終わりではない!」
「は?・・・ん!?」
ヤードは何かが顔の横に刺さる感触があった。ヤードは慌てず落ち着き、刺さったものを触ろうとした。
「(これは・・・短・・・剣!?なぜ・・は!?)」
ヤードはリュウの手を見た。さっきまであった短剣が持ってなかった。
「(一騎打ちは単なる見せかけ・・・はめられましたね・・短剣を壁ではじき出して当てるとは)」
ヤードは短剣を抜き取り投げ捨てた。ヤードの仮面から血が流れていた。
「お見事です・・・だが・・もう貴方には戦う手段がありませんね」
「戦う手段がない?・・・じゃあ攻撃してみな!」
「いいでしょう!!」
ヤードはリュウの方に向かって攻撃をし始めた。リュウはある程度の距離になるとにやりと笑った。
「!?」
「ヤード・・・武器だけが力じゃないぜ!!」
「何・・う!?」
天井から何かが降ってきて当たり、そのまま地面にたたき付けられた。
「・・・何が落ちて・・・ん!?」
落ちてきたのはシャンデリアだった。
「何故シャンデリアが・・・」
ヤードは辺りを見渡して原因を探った。
「(な・・・何だと!?)」
「分かったようだな・・・シャンデリアは紐で釣り上げてた長いひもでね」
「あそこにある紐を切って落とした・・そうですね」
「あぁ・・」
ヤードはさっきのダメージでかなり血が出てた。この短い時間で
これだけダメージを受けさせれば十分なほどだった。
「何故あんな長い紐で・・・」
「お前らウラガミに対抗する罠だった・・と言えばいいかな?」
「なるほど・・・だがこれだけではまだまだですね」
「何?」
と言ったその瞬間にヤードが目の前にいた。
「なぁ!?」
「死になさい!!」
「ぐぁぁぁぁあ!!」
リュウは蹴りを入れられて吹っ飛んでいった。壁に直撃してそのダメージだけで死んだ。
残り3回・・・・
「あと残り・・・3回・・くそ!」
「さっきはやられましたが」
ヤードはそう言うと瞬間移動したみたいに、別の場所にいた。
「3回も必要ないですよね・・・もう一気に終わらしてあげますよ!!」
「く!」
ヤードは次々に別の場所に移動しつつ徐々にリュウに近づいてきた。
「(ヤードの能力さえ・・この能力さえ・・)」
リュウは必死になってヤードの能力を暴こうとしたが、ヤードはもうすぐ近くまで来ていた。
「これで!さようならですね!!!」
「くそぉ!!」
リュウはヤードに殺されそうになった瞬間、通路の方から音がした。
ヤードは攻撃を止めて音の方を向いた。
「全く・・・君・・という奴は・・死なないね」
音の正体は血まみれになった。スカリラだった。壁で体を支えながらここまで歩いてきたようだ。
「スカリラ・・・生きてたのか!!」
「驚きました・・まさか・・まだ死んでないとは」
「リュウ君・・どうやって生き返ったのかは聞かない・・が、私の死は時間の
問題ね・・・でも最後ぐらいは・・派手にね」
ヤードはスカリラにとどめを刺そうと攻撃をしようとした。リュウはそれに気付き
スカリラに叫んだ。
「スカリラ!!気おつけろ!!」
「終わりです!!残像・フェイクスピア!!」
ヤードが無数に増えて素早く何度も攻撃を繰り返してスカリラに当てようと
していた。スカリラは攻撃される前によけるのではなく、血まみれの本の
ページをめくり本に書いてある魔法を読み始めた。
「魔法を唱えても意味ないですよ!!」
スカリラは必死に魔法を唱えようとしていたがヤードの攻撃をまともに
食らい本を手から、落としてそのまま倒れた。
「・・・・・」
「ス・・スカリラーー!!」
「これで本当に最後ですね」
「お前ーー!!」
「その顔・・最高ですね!!」
「お前は!・・・・・は!?」
リュウは何かに反応して耳を手で塞いだ。
「何をしてるのですか・・」
「そうか・・・ありがとな・・スカリラ」
リュウは耳を手で塞ぐのをやめてヤードを睨みつけた。
「は?何をしようとしても・・・無駄ですからね!!」
「お前の能力・・・暴かしてもらった!!「空間時間」をな!」
「何故!?それを!!」
かけそうな気がしてきたので早めに投稿!もうすぐ春休み・・・あ、4月は僕の
誕生日なのですよww誰か祝ってほしいなw・・・なんちゃってww




