第四十三話「死の屍」
ーー「ウラガミ」本拠地・地下ーー
「君はしつこいよねぇ~」
「何が・・だ」
リュウは立ち上がり、少々疲れ気味で話した。
「え?分からないの?」
「!!」
リュウのもとに近づき、腹にめがけて蹴りを入れた。
「ぐはぁ!!・・」
リュウの口から血が出てきて、呼吸が激しくなっている。
「あのさ・・・いい加減死んでくれない?こっちも色々とあるんだよね
正直言って、あんたが生きてたら迷惑なんだよ」
「そうか・・でも俺は死なないぜ・・・」
リュウは口についてる血を拭き取り苦笑いで言った。
「そう・・死なないのね・・」
ムーラは顔を上げて、よろけつくかの様な動きを見せてきた、その瞬間ムーラは
一瞬でリュウに近づき、手に持ってた拳銃で攻撃をしようとした。
「!!」
「死ね!!!」
銃声の響く音が大きく地下に響いた。
「・・・へぇ~・・やるね!」
「ぐ・・・」
リュウはとっさに拳銃を手で鷲掴みしてたから手だけが血だらけになった。
ムーラはリュウが拳銃を掴んでたから拳銃を引っ張り上げた。
「だが、今度はハズさないよ?」
「やってみろよ・・」
「また未来が変えられても?」
「は?」
「あれ?言ってなかったっけ?」
「何のことだ・・」
「まぁもう一度言うかな、私の能力は「未変」この拳銃で撃たれた人は私の想像
通りの未来に、飛ばされる」
「は!あの時か!」
「覚えてくれてた?」
「覚えるも何も!よくも!!」
「アハハ!だが、もうこれでわかったよね?」
「は?」
「君は、もう未来が無いのだよ!だってここは私が想像した未来だからだよ!」
リュウはムーラを睨みつけた。
「いいね・・その顔!だがこの拳銃は、死なないと発動しない」
ムーラはリュウの周りを回りつつ段々と近づいてきた、リュウは近づくごとに
少しづつ距離を、離していった。
「さっきは生きていられたけど・・どうかな?次は?」
ムーラはにやけて笑った。
「(このままではまずい・・どうにかして・・)」
「さ!行くよ!!」
ムーラはある程度の距離にまで近づいたら、いきなり攻撃を仕掛けてきた。
ムーラは拳銃を構えた、すると拳銃の周りに丸い的マークが現れて・・
「クリティカル・ライトル」
拳銃から弾が出てきた瞬間に的からも同じ弾が出てきて、複数の弾がリュウの体に
穴をあける。
「あ・・あぁぁぁぁぁぁ!!」
「どう?痛い?・・まだこれは能力を使ってないよ・・アハハ!」
リュウの体は至る所に穴が開いてをり、そのまま倒れこんでもがき苦しんでいた。
痛くても、痛くても、痛くても!まだ心臓が動いてる限り死なない、これが恐怖
でもあり、苦痛でもある。
「あぁぁぁぁぁ!!」
「アハハハハ!!いいこの声!最高だよ!!感激だよ!」
「(まずい、まずい、まずい、まずい、まずい、まずい!!)」
「このまま死んでもいいけど、死んでも生き返るんでしょ?まだ撃たれたいのよね!」
「・・・だ・・誰が・・誰が死ぬか!!!!!!」
片方の腕をつかみながら必死に立ち上がった。
「あれ?このまま倒れてもいいのに、そしたら楽に殺してあげるのに・・残念!」
「まだ・・俺は生きてるぜ!・・・はぁ・・はぁ・・やってみろ!!」
リュウの体から血が流れ出てきている、大量出血の可能性があるにも関わらず
も大きな声で威勢を張った。
「その答え・・体で返すよ!!」
ムーラはリュウに近づき、勢い良く拳銃をリュウの体に密着させて打った。
「ぐはぁ!!!!!!」
普通の拳銃で攻撃したのに、大きな穴が開いていた、リュウは目を大きく広げて
痛みを受けた。
「どう?これで・・って」
リュウはムーラから離れて、体制が崩れそうだけど何とか持ちこたえて、手で穴を塞いた。
「・・・た、耐えたぞ・・ぐはぁ・・う・・うぉぉ・・」
大量に血を吐き出し、今からでも倒れそうな勢いだった。
「なぜだ・・なぜ死なないの・・なぜ・・なぜ!!」
リュウに攻撃を少しづつやっているが倒れる気配がない。
「・・・・」
「なぜよ・・なぜなのよ・・倒れないとか!!!」
どんどんと攻撃は強くなり、次第には壁に穴をあけるほどの威力まできた。
「!!」
リュウはいきなり打ってきた弾を手で跳ね返した、弾は見事に壁に穴をあけた
リュウの手は勿論の事、ちぎれて吹っ飛んでいった。
「な!!・・手で・・私の弾を・・」
「・・・軽いぜ・・」
「・・・死ね!!!」
「・・・・」
「死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね!!!」
ムーラは自分の攻撃を素手で跳ね返したから、切れてしまった。
「よくも!!よくも!!よくも!!」
リュウはもはや何も喋れないまま、ずっと攻撃を受けてた、そしてついには
倒れてしまった。
「はぁ・・はぁ・・はぁ・・はぁ・・」
リュウは血塗れでもはや無残な姿だった、だがこれだけ殺しても生き返る。
それがわかってたムーラはすかさず、構えた。
「・・・う・・」
「やっと起きたね・・」
「あぁ但し、お前の負けだ」
「は?」
「お前の負けだ・・ある意味ではな」
「何を根拠に・・」
すると壁が大きく崩れて、大きな穴が開いて毒ガスが流れてきてた。
「は!?」
「お前の攻撃を利用させてもらった」
「何・・・何だと!!!!!!」
頑張りましたw




