第二十六話 「機械のリズム」
ーーー??---
「放浮石・・」
マリカが明るい石を投げてたらその石はふわふわと浮き
空中でとどまり続けた。
「これは・・」
「放浮石って言って浮かせとけば明るく光りライト代わりになるよ」
「なるほど」
俺は明るくなった周りを見渡した、そこは洞窟だった。
「ここ・・どこだよ」
「明るくなってから分かるのは・・怖いね」
「うーん・・ここはもしや」
「ん?」
マリカは何やら先に進み始めた。
「ちょっと!」
俺らもマリカに続いて先へと進み始めた、途中クモの巣やコウモリなど
洞窟でありがちなハプニングがあったり・・・
「しばらく歩いてるけど・・・どこが出口だ?」
「まぁ、大丈夫だろ、マリカが知ってるんだしさ」
とそんなこと言ってると先に進んでたマリカとぶつかった。
「と!・・・悪い」
マリカはずっと上の方を見ていた、俺はマリカが見てる方向が気になり俺も上を見た。
「でかい扉だな・・」
「ここは!!」
リリカルが驚いて扉に近づいた、そして何かしらリリカルは扉を探った。
「いったいこの先何があるんだ・・」
「ここだ・・やっぱり」
「この先どうなってるんだ?マリカ」
「ここはね・・」
とそう言ってると扉の方から大きな音が鳴り扉が少しづつ開いた。
「ここですよ!!まさに夢の国!!」
俺が見たのはいろんな機械が並んでいてあちこちに電気やメカが動いていた
まさに機械の町って感じだった。
「ここね、機械のリズム「メリック」って場所!懐かしいなぁー」
「やはりマリカの知ってた場所か・・」
「ん?なんか言った?」
「いや・・何でもないよ!ほら行こ」
俺らは機械のリズム「メリック」って町に入った。
ーーー機械のリズム「メリック」---
「いろんな・・・変だな」
機械だらけで賑やかな場所だが・・なんていうか
「あんましいたく・・ん!」
「ちょ!クウ!!」
俺はマリカ達に聞こえないようにとっさにクウの口をふさいだ、
そしてクウの耳元で小さく。
「マリカ達に気づかれない程度で言ってよ」
「だってしょうがないだろ・・まぁ俺らこの世界の住民ではないしな・・」
「そうだけど・・」
俺はマリカ達の目を見た、マリカらにとっては夢の国かもしれないってはわかってるけど
眼がキラキラしてる・・・
「まて・・」
俺はいきなりクウに止められた。
「な、なんだよ・・・」
「嫌な予感がする・・・」
「いやなって、気のせいだろ」
だが、クウの目は本気だった、俺はマリカ達に気づかれないようにこっそりと
離れた。
ーーー路地裏ーーー
「単刀直入に言う・・敵がこの中にいる」
「え?」
俺は何かしらこの町のことで嫌な予感がしてると思ったらまさかの敵。
「でもなぜわかる?」
「何だかみられてるような気がするんだ・・こう見はられてるような・・」
「今も?」
「いや、今は何ともない」
クウは自分を助けてくれたこともある・・・信じよう、この町も何だか
嫌な予感がするし・・・
「どうする?マリカ達に言うか?」
「いや言ったところで無駄だ」
「無駄?どゆうことだ?」
「それは・・」
クウが話そうとすると後ろから背が高い人が現れた、
その人の手には大きな斧が・・
「クウ!」
「え?」
俺はクウの手をとり引っ張った。
「うわ!!」
背が高い人が斧を振り降ろしたが何とかぎりぎりクウに当たらなかった。
「とと・・って!」
「誰だ!まさか暗殺者の人・・か」
「暗殺者・・・暗殺者?」
その人は背が高く、顔は時々回転するまるで機械だった、目は歯車だったその人は
斧を捨て次に何かを取り出そうとした・・
「まずい・・」
「逃げるぞ!リュウ」
俺らは逃げようとした瞬間。
「パンパカパーン!!!おめでとうございます!!」
「え?」
突然のクラッカーと共にその人が笑顔で言った。
「何て・・」
「私、この街の武器職人のルービックと申しまーーす!」
また顔が回転した、その人はよくよく見ると男だった。
「どゆことだ!!説明してもらおうか!!俺を殺そうとした奴め!」
「NO!NO!殺そうなんて・・・してませんよーー!」
どうやら喋ると顔が回転するらしい・・・正直怖いな
「これはただのおもちゃですよ!いつも気づいてくれなくて・・」
「気づく?」
「えぇ、このようにしても皆何と言うかー・・・全く気にもしないんですよ」
「そこまでして何にを求めてるのだ・・」
「実は最近皆さんの様子がおかしいんですよ・・そのー何というか操られてるような・・・
いやそんな馬鹿馬鹿しい話が・・」
「操られて・・る」
「もしかするとな・・・マリカ達」
俺とクウはとりあえずルービックの店を訪れた、この先をどうするかについてを話したかった、
この町は何かある・・きっと。
この町は一体・・・




