第二十三話 「迷子の魔法使いと信者」
ーージャングルーー
迷子になった沙希はジャングルのさらに奥へ奥へ進んだ。
「こんなことになるんだったら怖がらなきゃよかったよ・・」
沙希がそう言いながら茂みを手でどけながら進んでいくと一軒家が立っていた。
家はツタが生えており、もはや空き巣みたいな家だった。
「ここジャングルよね・・なのにどうして」
沙希は不思議ながらも家に近づいて行った、まるで引き込まれるかのように
近づいていった。
「お・・お邪魔しまーす・・・」
誰もいない返事すら帰ってこない、まさに空き巣だなと思い沙希は帰ろうとした
その時誰もいないはずなのに何かが傾く音がした。
「な!・・・なんなんですか・・」
そっとゆっくりと沙希は奥を覗いた、すると・・
「天は自ら助くる者を助く、だから諦めてはいけないのですよ・・」
奥から男の声が聞こえた、沙希は一歩後ろに下がった、沙希はもう逃げたしたく
なるほど足が震えていた。
「何も心配はないですよ・・・さぁ、私のもとにおいで」
男は着物を着ていて雰囲気は爽やかなな人だった、しかも片手には
本を持っていた。
「し・・知らない人とは話さないのですーー!」
沙希は思いっ切り走って逃げてしまった。
「おやおや・・・何か用があったんではないでしょうか?」
沙希は必死になって走った、途中で転んでついには泣き出した。
「うわぁぁぁあーー!」
沙希は泣きながらも立ち上がった、自分はここでは一人だから生き残らなければ
リリカルと会うためにと思い、歩き始めた。
ーージャングルーー
「喉乾いたな・・」
「そんなこと言わないでくれこっちまで乾く」
俺らは歩きつつも沙希探しをしてたがそんな簡単には見つからなくて
持ってきた水も底をついてきた。
「お客様!お客様!こちらにいいものがありまっせ!二ヒヒヒ」
リリカルが俺に見せたのは水だ、俺はすかさず飲んだ
するとリリカルが困った顔で言った。
「あちゃ~お客様・・・それ女になる薬ですわ」
俺は飲んでる最中にそんなこと言われたから吹いた。
「はぁーー!!何の飲ましてくれてんだよ!!」
「いやー、ちょいと頼まれてたんで、知り合いの商売人に」
「だからって・・・や」
体が徐々に小さくなった、自分の見る目線がどんどんと
小さくなってきた。
「女ってまさか・・」
「その商売人マニアックでして・・」
俺は手を広げたが子供の手になっていた、髪の色が赤くなり声もだんだんと
高くなった。
「な・・・なんじゃこりゃーー!」
「マニアックでして小さい女の子になる薬でして・・」
「リュウ・・・お前」
クウがしゃべろうとしたらマリカが俺に飛びついてきた。
「キャーー!可愛いーー!」
「おいおい!やめろー俺は男だー!!」
俺はくっついてくるマリカを必死に離そうとした。
「まぁ、リュウはその方がいいだろ」
「よくねぇよ!」
「ずっとそのままでいて!!」
マリカがガッツポーズをして目をキラキラしながら言った。
「嫌だ!元に戻る方法は!!」
俺はリリカルにしがみついて聞いた。
「もぉー子供なんですからー!」
喜びながら言うリリカル、俺は怒ってリリカルの足をけった。
「イターー!!」
リリカルが倒れた、俺はリリカルに近づき。
「早よ直せー!!」
「分かりました・・・後一日たったら治ります・・よ」
リリカルが気絶した、俺は自分の体を見ながら・・
「なんだ・・・と」
「一日か・・まぁ問題ないだろ」
「そうだね」
「一日だぞ!いやだよ」
「ほかに方法はないぞ・・・行くぞ、リュウちゃん」
「リュウちゃん・・・ですか・・はは」
ちょいと切れ気味になりながらも俺はクウたちと歩いた。
「あれ・・・私・・・って!待ってくださいーー!!」
リリカルが気づき急いで近づいてきた。
ーージャングル中心の墓場ーー
「ここは?」
「ここは中心の墓場「マルティア」だな・・」
「確か、ここに眠る秘宝は高価すぎる物だってウワサは知ってるよ」
「あぁ、そうだがここに入った物は皆帰って・・」
「あの・・・お客様達入っていきましたよ・・」
「人の話を聞け!!」
クウはリリカルと墓場に入った、リュウとマリカを追いかけるため。
ーー墓場「マルティア」ーー
「やけに静かで・・・怖いですね」
「そう言いながらもあちこちに行くやつは誰だなー」
クウはリリカルに呆れた目線で言った。
「そそ・・それはー」
動揺して慌ててるリリカル、リュウ達はもっと奥に行ってしまったため
走りながら追いかけてた。
「なかなかだな・・・所々に人の骨がある・・」
「ここで死んだんですねー」
「コラ!触るな!!」
リリカルはクウと共に行動しながらもいろんなところに行き
しまいには・・・
「あ・・」
警告のような音がした、リリカルはクウにしまった!というような表情で
クウに目線を送った。
「まさか・・・だけどよ」
とクウが言うと同時にトラップが発動して壁を壊して大きな鉄球が襲いかかってきた。
「あーーー!!」
リリカルが急いで逃げだした。
「なんてことしやがる」
クウも逃げて今まさにピンチな状態になっていた。
「こんなんでリュウ達に辿り着くのかよー!!」
「助けてーー」
「お前のせいだろ!!」
クウはリリカルに怒って言った。
クウとリリカルの間にさいやくな事態が!!どうなる?クウ!!




