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記憶喪失の異世界旅行ー死の記憶・・・  作者: Sro
【第一章】記憶喪失の異世界
19/63

第十七話 「斬撃の死音」

ーー砂漠ーー


「とにかく逃げないと・・」


「ねぇ!一体どこ目指してるの?」


「あそこに小さな集落が見えるだろ?」


「えーと・・あーあれね!」


「そう・・・・それでだが、ドリュウズの奴が生きていたんだ!」


「ド、ドリュウズ!?でもそれってルーカスフォロントさんとルミウスマーティンさん

がやっつけてくれたんじゃ・・」


「そうだけどな・・俺も信じられねぇーけど、まさかの生きていたんだ」


俺は、走りながらも必死にマリカに状況を伝えた。途中で倒れそうになったけど

なんとか持ちこたえながらも走り続けたが。


「あと少し・・ってリュウ?」


「分かってる・・・分かってるけど・・」


さすがの俺も限界が来てしまった、でもなぜだろう。必死になって走り続けているのに

遠くになっていく感覚が絶えなかった。


「はぁ・・はぁ・・なぜだよ・・・なぜだ?」


「私ももう限界・・・疲れた~」


マリカにも限界が来てついに倒れてしまった、この暑さとしんどさで

気がおかしくなりそうだ。俺らがつかれていると後ろから別の音がした。


「まさか!」


ありえないけど、ドリュウズがすぐそこに・・・俺はゆっくりと後ろを振り向いた、

信じたくない自分・この目で確かめたい自分、互いの違う自分が俺の心を狂わせようとしていた。


「・・・・」


汗がたれようとした瞬間に俺は勢い良く振り向いた、そこには疲れて膝に手を付けてるミルがいた。


「ミル!どうして・・」


「師匠が・・師匠が!!」


「一体何があったんだ!?・・・まさか」


「師匠に頼まれて護衛に来たのです、師匠があいつと戦うって言って」


「ライナーさんが?」


「うん、だけど大丈夫だと思う、師匠は元英雄騎士だから」


「え、英雄!?」


「うん、だからきっと大丈夫」


いくら英雄の騎士でも、ルミウスマーティンがやられてんじゃ・・・


「ルーカスフォロントは無事か!?」


「無事だよ!・・・傷だらけだけどね」


「そうか・・」


あの二人で歯が立たない相手とは・・・あの速さ・・・くっ!


「とにかく、私がいれば安心!あなた達は必ず守る!任せて」


元気なそぶりを取るミル、だがあのドリュウズを倒せるほどの・・

いやいや!信じなくてどうする!?俺は何もできないだったらせめて信じるくらい!


ーー砂漠ーー


「私の可愛い人タチをよくも!」


「ふん!俺は貴様には構ってられないんだよ!せっかく俺が狙ってた獲物を・・・」


「獲物?デスカ・・・・」


ライナーは目を睨ませて、攻撃態勢になった、そして武器のおたまを前に出したと同時に

おたまがまっすぐ伸び、ドリュウズの方に向かってドリュウズを捕まえるかのように両方のおたまで

挟んだ。


「これが究極奥義!トリッピング・パンチ!」


物凄い勢いで挟んだので、おたまから煙が出てきた。


「これで・・・終わりデスカ?」


「いやいや・・・どこ狙ってんだ?」


すでにドリュウズはライナーの攻撃をかわして別の所にいた、ライナーは驚くこともなく落ち着いて

ドリュウズの方向を向いた。


「なるほど・・・久々にホネのあるやつデスネーだが・・・油断しないように」


ドリュウズの顔に傷がついていた、ドリュウズは手でその傷を触り自分の血を見た。


「なかなかじゃあねぇかよ・・・この勝負・・・楽しくなりそうだ!!」


「私も・・デスネ」


二人は同時にぶつかり合い、凄まじい威力のぶつかり合いが始まったが

すぐにはじいて、同時に二人は攻撃態勢になった。


「ザ・インパルス!」


ライナーの攻撃を素早くかわして接近戦に持ち込んだドリュウズ


「もらったな!!」


「私も接近戦なら得意ですよ!!」


「な!」


ライナーの周りが白く光、まぶしくなってドリュウズは目をつぶった

するとライナーは思いっきりドリュウズに攻撃をした。


「がぁ!!」


ドリュウズは地面にたたきつけられた。


「私を甘く見ないでほしいデスネ!でもそろそろとどめです!!」


ライナーは武器を重ねて。


「ユーティカル!ロスト!!」


ドリュウズの体がいきなり重くなり、立てれないほどの重さになった。

体が今にも分裂しそうな重さだった。


「な・・・何なんだ!!」


「これで終わりデスネ」


追い詰められたドリュウズはしばらく沈黙すると突如笑い出した。


「アハハハハ!!俺が?笑わすなよ!!」


「何がおかしいのデスカ!?」


「そのままだよ・・・そのままだぜ」


「はぁ!?・・・どこから」


ーー砂漠ーー


俺達は疲れたので休憩をした。マリカも既に限界だったから。

まぁ、俺もだけど・・


「ミルはなぜ師匠って呼んでるの?」


「実は、お願いされたの」


「お願い?」


「うん、師匠は英雄騎士だったのは教えたよね」


「あぁ」


「師匠は英雄騎士として皆から信頼されていた、ただ

あの事件を除いて・・」


「事件って?」


「それは・・」


ミルが言おうとした瞬間、いきなり背後からたたきつけられるような衝撃が来て俺は血を吐き

倒れた。


「リュウ君!!リュウ君!!」


「あ・・・あ、ミルか?」


「はぁー、良かったー・・・大丈夫?」


ミルは俺の肩を掴み涙目で見ていた。


「一体・・・何が」


「何がとは・・・なんだろうな?・・・リュウ君?」


俺の後ろから聞こえるこの声・・・この低い音・・・間違いない・・


「ドリュウズ・・・・」


「もう驚かないみたいだな・・・」


「てめぇ・・・」


「ドリュウズ・・・・・し・・・師匠は?・・・しししし・・師匠・・」


「いや・・・いやいやいやいやいやいやいやいやーーーー!」


「ミル・・」


ミルが青ざめて頭を抱えて泣いていた・・・ライナー・・・あなたまで・・

俺は立ち上がり、ミルとマリカを見てこう言った。


「こい・・・もう終わらせてやる!!ドリュウズ!!」

ついにドリュウズとの対決!!18話お楽しみに!

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