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記憶喪失の異世界旅行ー死の記憶・・・  作者: Sro
【第一章】記憶喪失の異世界
18/63

第十六話 「涙の湖」

ーー森林の間「ヨガラシアン」ーー


「そろそろ行かないと」


「ですね」・「だな」


とルーカスフォロントとルミウスマーティンは言い、俺達は先に進むことにした。

もちろんマリカは眠っているため俺がおんぶして運んでる。走ってるうちにだんだんとしんどさがある。

何せマリカを背負ってるから、マリカには悪いけど・・・重い。


「はぁ・・はぁ・・もう・・・無理」


「あと少しですから耐えてください」


ルーカスフォロンがそう言って支えてもらったけど、俺はもはや立てる気力がなく・・

勢いついて倒れてしまった。


「ち!仕方ねぇなぁー」


ルミウスマーティンが何やら持ち物から、小さい棒を出した。そして、その棒を投げると

結界みたいなものが現れ、俺達は瞬間移動した。


「コールドステッキだ。まぁ一種のテレポートのやつみたいなものだ」


「あ・・・ありがとうございます」


俺は疲れながらもお礼をした。


「ここは・・・砂漠ですかね?」


「コールドステッキは場所を指定できない、だから飛ばされた場所は知らない」


「とにかく周りの状況を確認しましょう」


ルーカスフォロントは剣を掲げてこう言った。


「フォロント・ユーミルス・シェイダ・ヤーミルキ!」


一瞬何をしてるのかわからなかったけど、すぐに分かった。


「周りの状況確認のスキルさ」


「あぁー」


「で?どうだ?」


「僕らの周りには誰もいないみたいだね・・・敵も・・ただ」


「ただ?」


「いつもならひっかかる、人の気配もないんだ・・」


「それは砂漠だからでは?」


「たぶんそれは無いと思う・・・ほらあそこ」


「ん?」


ルーカスフォロントが指さした場所に村があった。


「本当だな・・・おかしいな」


「人の気配だけ消えてるなんて・・」


「とりあえず、ひとまずはここで休憩だな」


俺達は、ここの砂漠の中で少し休憩をとった。

幸い、万能型携帯グッズカミラがあったので暑さ対策はあった。


「俺はいったいどこを目指して、進もうとしてるのだろうか・・」


目的は決まっている、記憶のかけらを集め、元の世界に戻ることだ。

ただ、それが本当に目指してるの場所なのか?シリカ達がやられて死んでいった。

だったら俺は・・・


ーー砂漠ーー


「おはようございます」


「おはよう」


「あ、おはようございます」


カミラの中は涼しいが、やはり外は暑かった。まぁ砂漠の中だ、熱いのは当たり前。

俺は汗がでてきたから、少し頭を手でこすり汗を拭いた。


「暑いですね・・」


「そうだな」


「まぁ、これだけの気温ですからね・・」


「ん・・・なんだあれは、すまん少し様子を見てくる」


「何かあったんですかね・・」


「ルミウスマーティン・・・」


ルミウスマーティンは気になった場所に行き、そこで見たこともないかけらを見つける。


「なんだこれ・・・キラキラはしてる」


それはまるで宝石のようでとても光る様なものだった、それに夢中になっていた。


「遅くないですかね・・・ルミウスマーティンさん」


「そうですね・・・気になりますので行きましょうか」


「マリカは?」


「少しだけなので問題ないでしょう」


俺とルーカスフォロントはルミウスマーティンの所にいった。


「ルミウスマーティン・・一体何が・・」


近ずくとルミウスマーティンが血だらけで立っていた・・


「ルミウスマーティン!!」


「近ずくな!!!」


大声でルミウスマーティンは叫んだ。叫んだらルミウスマーティンは血を吐きよろけついた。


「何が・・あったんですか」


「はぁ・・いいか?・・・一度しか言わねぇ・・・はぁ・・はぁ・・」


ルミウスマーティンはもはや立てる状況ではないほどの傷だった、だがルミウスマーティンは必死に俺たちにこう言って倒れた・・


「ドリュウズ・・・・・グローが生きてる」


俺は顔が青ざめて叫んだ・・・ルーカスフォロンは歯を食いしばりながらも泣いていた。


「あぁぁぁあ!!」


「くっ・・・ルミウスマーティン・・・・なぜ」


「そうだよ・・・俺が生きてて光栄だろ?」


ちょっと奥の方から現れた、前身はもはや傷一つもなくまっすぐ立っていた。


「なぜ・・・生きてるんだ・・」


「あんなもので俺が死ぬと思うか?」


「ドリュウズ・グロー!!!」


「力がすべてなのだよ・・・一度こいつみたいに殺されてみるか?

それともだ・・・お前の仲間みたいに・・な?」


「リュウ君・・・下がっていてくれ」


ルーカスフォロントは俺の肩をたたき背中を向けてこう言った。


「マリカさんとの旅を続けてくれ・・」


「ルーカスフォロント・・さん?」


「いいから・・」


「冗談ですよね?・・・ねぇ・・」


この先の展開が読めてしまった俺は必死にルーカスフォロントに質問をした。

もうこれ以上は誰も失いたくないからだ。


「いいから!!!」


ルーカスフォロントは俺に向けて怒りの表情を見せた。これがルーカスフォロントの

最後だと分かってしまうような気がして泣きそうになった、だが俺は信じた・・


「必ず・・・俺たちの所に来てください」


「分かりました・・約束しましょう」


俺は直ぐにマリカのもとに行き、荷物を取りマリカを起こした。


「あれ・・・もう朝?」


「いいから早く用意して!」


「何かあったの?リュウ?」


用意とかで忙しくしていたらマリカは疑問そうに聞いてきた。


「後で説明するから・・」


「分かった」


何故か素直なマリカに驚いたが、そんな猶予はない・・ルーカスフォロント

さん・・・どうかご無事でいてください。

16話いかがですかね?レビューをしてくれると更新速度が上がりますw

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