表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
22/349

第18歩目 はじめてのLv.3!Aランク昇格試験④

登場人物


・アユム ・アテナ


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


前回までのあらすじ


女神スキルはやはり女神スキル(笑)だった


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


アテナのせいで女神ポイントをまた無駄にしてしまったしかし、女神Lv.3にはできた。これは大収穫だ


剣術と体術、鑑定をLv.3にしてみる

ちなみに、女神ポイントの消費はこんな感じだ


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

剣術Lv.3(消費300) 体術Lv.3(消費300)

鑑定Lv.3(消費300) 


女神ポイント:850【↓900】

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


Lv.2が消費100だったから3倍になっている


Lv.1は消費50からLv.2で消費100の2倍だった

もしかして、前回の消費からLv.数倍になるのだろうか

つまり、Lv.4取得時は消費1200になる可能性がある


早速、剣をふってみる


───ヒュンッ!


「おわっ!?」


剣速が尋常じゃない速さになっている

さらに、体の動きがLv.2の時と比べると段違いだ

むしろ、軽すぎて、早すぎて、体に違和感すら感じる


とその時、


───ビリッ


「えっ!?」


なにかが切れる音がした

見ると、アテナのワンピースの裾が切れたみたいだ

剣圧というやつだろうか。どうやらアテナは気付いていないようだ


ごめん、アテナ。後で服を買ってあげるからな......



剣を鞘に納め、アテナがいる方向に敢えて本当に手加減して軽く拳を突き出してみる


───ボッ!


「いやいや!」


拳速もまるでアニメかよ!とツッコミたくなるぐらい速い

当然こちらもLv.2の時とは段違いで、体に違和感が残った


「げべっ!?」


駄女神は、女の子が出しちゃいけない声で哭いて倒れた

やはりこちらも拳圧みたいなものが出ているようだ


「ちょっとー!今の絶対、歩でしょー!」

「悪いな。ちょっと実験してたんだ」

「なんで実験対象が私なのよー!」

「ラズリさんにやる訳にはいかないだろ」


アテナはヽ(`Д´#)ノ←こんな表情で怒りながら、俺の胸をポカポカ叩いてきた


「悪かったって。ここ出たら、アイスクリーム買ってやるから」

「......ゴクッ。だ、ダメー!それじゃ許してあげなーい!」

「いらないのか~。ダブルでいいんだけどな~?」

「ほ、本当ー!?約束だよー!わーい!ありがとー!」


先程までとは違って、今度は(≧∇≦)←こんな表情で喜んでいる


ちゃんとしてれば、かわいい子なんだよな。胸大きいし



ひとしきり実験も終わったので、その場で座り、考察に入る

俺が座れば当然アテナが膝の上に座ってくる訳で、


「ダブル♪ダブル♪」


膝の上で足をぷらぷらしつつ、にぱー☆とはにかんで見上げてきた

かわいい


ちなみにアイスクリームは、シャーベットに近いもので転移者が作り出したものらしい


アイスクリームに限らず、時計や紙なんかもそうだ

トイレットペーパーを作らないのは浄化魔法があるからだろうか

とにかく転移者は地球の文化を色々と普及させているみたいだ



さて、考察に戻ろう

Lv.3スキルは思った以上に凄すぎる


Lv.1~2はただ使えるだけの素人クラス

Lv.3~4はその道を極めた達人クラス

Lv.5は人外クラス


一般市民のほとんどが通常Lv.1クラスで、良くてLv.2

Lv.3は本当に達人クラスで、Lv.4~5なんて滅多にいないらしい


実際、スキルLv.が1上がるだけでもかなり強くなるのはLv.2の時に感じていた


「なぁ、アテナ。俺って実際どのぐらいの強さなんだ?」


「んー?剣術なら剣豪。体術なら武王あたりかなー?

 Lv.1が見習いクラスで、Lv.2が師範クラス、

 Lv.3が超一流クラスで、Lv.4が世界の頂点クラス、

 Lv.5が神クラスだねー!」


剣豪に武王!?

思った以上に強くなっているみたいだ


「でも体になんか違和感を感じるんだよな......」

「違和感ー?んー?庶民がいきなり達人になったからかなー?

 体が急激な変化に追いついていないのかもねー!」


庶民......また言いやがった


「いや、でも俺はLv.2取得してた訳じゃん?

 体は師範クラスにはなってたんだろ?」


「歩はもとが弱いからねー( ´∀` )

 変化に対する適応力もきっと低いんだよー!

 いずれ慣れるってー!それにしても......

 やっぱり歩は軟弱なんだねー!軟弱ー!軟弱ー!」


「・・・」


アテナは楽しそうにきゃっきゃっとはしゃいでいる


小バカにはしているが、悪気がないのはわかる

でも、だからこそ余計タチが悪い


「軟弱で悪かったな!

 第一、軟弱なまま連れてきたのはお前が原因だろ!」


「ふえーーーーーーーーん!ごめんなさーい(´;ω;`)」


駄女神は、俺につねられたことで喘いだ


謝るなら小バカにするなよ......

少しは学習しろ!本当、バカの相手は疲れる



こうして俺は、剣豪で武王になった



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

『アテナ』 レベル:3 危険度:極小


種族:女神

年齢:ーーー

性別:♀


職業:女神

称号:智慧の女神


体力:50【↑20】

魔力:50【↑20】

筋力:50【↑20】

耐久:50【↑20】

敏捷:50【↑20】


女神ポイント:850【↓950】


【一言】あれー?私のワンピースがなんか切れてるー?

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

アユムの所持金:420000ルクア

冒険者のランク:B(クリア回数:5回)


このお話の歩数:約80歩

ここまでの歩数:約338330歩

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

『アユム・マイニチ』 レベル:822【↑0】


種族:人間

年齢:26

性別:♂


職業:凡人

称号:女神の付き人


体力:832(+822)【↑0】

魔力:822(+822)【↑0】

筋力:827(+822)【↑0】

耐久:827(+822)【↑0】

敏捷:882(+822)【↑0】


技能:言語理解/ステータス


Lv.1:初級火魔法/初級水魔法/初級風魔法

   初級土魔法/初級光魔法/初級闇魔法


Lv.2:索敵/感知/隠密/偽造/捜索/吸収

   浄化魔法/治癒魔法/状態異常耐性

   物理耐性/魔法耐性


Lv.3:鑑定/剣術/体術


固有:ウォーキングLv.822 182/823

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



次回、Aランク昇格試験⑤


検証回で短めです

本日もう1話UPします

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ