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篭城

とりあえず、学校の外に出たいな・・・。

そう思っていると

「グゥ~」

・・・由香の腹がなった。

俺がジト目で見ていると

「ちがうから!ただおなかが減っただけだし!」

何が違うのだろうか?まぁいい。俺も腹が減ってきたので

「そうだな。まずは食料の調達だろう。」

そう言って給食室へと足を運んだ。・・・もちろん結界で囲みながらだけどなっ。チキンって言うなよ!

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


なんだ・・・。これ・・・?

給食室の前には立派なバリケードが張ってあった。

「なんで?誰がこんなの作ったの?」

由香が狼狽えるが俺は無視する。とりあえず呼んでみるか。

ドン!ドン!「誰か居ませんか?」

居るに決まっている。だが俺はこの言葉しか思いつかなかった。

「いきているのか?」

中から微かに声がした。・・・この質問、どうやって返せばいいの・・・?

一瞬迷った後、「はい」と答えた。

「そうか・・・。あ、音は出さないでもらえると嬉しい。奴らは音に反応するらしい。」

なるほど。新しい情報だ。

「おっと、少し待ってな、今あけるから・・・」

なんだか少し悲しい様な感情が混ざってる気がした。


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