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黄昏の愛し子  作者: 蛍火花
第一章
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料理コンテスト

 スパイスを扱っていた商人に話すことは一つ、カレーの作り方を教えてくれる料理人を紹介してくれないかということ。

 会えたらいいなと考えていたけれど、残念なことにお母様に却下をされてしまった。

 ここで私は今最も会いたいと思われている人物の一人だから、直接話をするのはダメらしい。


「嗅ぎ慣れないけれど、いい香りね」


 スパイスを手に取ったお母様が、目を閉じて手にした粉の香りを嗅ぐ。

 

「これで新しいお料理を作れないかと思ったんです」

「手紙を運ぶ魔道具の次はお料理なの?」


 眠いのか、珍しく欠伸を噛み殺しながらの言葉に頷く。最近疲れているのか、こうした仕草が多い。


「何事にもお金は必要ですから。新しい魔道具を出していくにしても、貴族層に受け入れられないと今後が続いていかないですし」

「そうね、手紙を運ぶ魔道具だけではと思っていたのも確かなの。売り上げは変わらず、その中で利用した貴族はゼロですって」

「……便利さに目をつけた商人たちが利用しているけれど、彼らは情報が命でしょうから、わざわざ商売敵に便利な物の存在を教えたりはしないのでしょうね。先日のお話では王都からの問い合わせがあったようですが、こちらは対応しませんでしたし……」


 売り上げを増やすならこの地で利用する人が増えなければダメだ。「でも料理とは思わなかったわ」とお母様が笑う。


「この唐揚げ、だったか? これは画期的な食べ物だと思うぞ」

「美味しかったです……」


 空になったお皿を眺めてほうと息をついたのは、お父様と兄様。

 お母様への提案に合わせて二人にも再度唐揚げを食べてもらったのだ。もちろんあっという間にお皿は空に。先に味見しておいて本当によかった。


 ──我にも一口くれても良かったのだぞ。


 ぶうたれた様子のシロガネの台詞がどよーんと響いてきて、思わず突っ込みそうになる。あんたはその前に丸々大皿一皿食べたでしょーが。


「私の代わりにお話を聞いて下さったんですよね? このスパイスを使った料理を作れる人を紹介してもらえそうですか?」

「何故かと食いつかれたけどね」


 苦笑したお母様の表情で、本当にいたのだとわかった。うずうずを、興奮を抑えるのが難しい。

 庶民が利用する居酒屋のような飲食店はある。けれどそこは当然というか貴族はあまり行かない。

 お店を出しても食べるのが庶民だけだったら、手紙を運ぶ魔道具と同じで貴族層には広まらない。


 恐らく殆どの人が口にしたことのない唐揚げ、ハンバーグ、カレーは格好の宣伝になってくれるだろうに、広め方が思い付かない。

 お茶会を開いて広める? 基本この領地に引きこもっている私が招く人は一族の中の誰かだろうし、思考の傾向が読めているのでちょっと遠慮したい。

 いっそ商会で取り扱ってもらうか。そうすると限られた人の口に入るだけで、手紙を運ぶ魔道具と変わりないしなぁ。


「そう言えば豊穣祭って、精霊と精獣に感謝を捧げるお祭りなんですよね? でも豊穣という名前がついているということは、食べ物関連のお祭りでもあるんですよね?」

「そうよ。精霊と加護に感謝をし、彼らの恩恵を受けた実りに祈りを捧げるの」

「祈りを捧げる、だけですか?」

「ふふ、そうね、他には屋台がたくさん出るわよ。シロガネのように実りを口にする精獣もいるから。一番人気の高い料理店には連日たくさんの人が集まるそうだし、色々な見せ物もあるのよ。でも一番の関心を集めるのは、豊穣祭の最後に精獣の薫りを振り撒く儀式ね。それ以外に貴族はあまり興味は持っていないわねぇ」


 薫りを振り撒く……確か祝福を受けに行った時にリカルドも言っていたことだ。どう考えても唐揚げに関係ないのでスルー。

 質問を変えてみよう。


「……貴族が魅力を感じるもの、名誉って例えばなんでしょう? ええと、豊穣祭に限って言えば」

「それは当然精霊、精獣に認められることでしょうね。豊穣祭の時に限らず、彼らはいつも認められたがっているし、それは私も同じだった」


 すぐさま返ってきた答えは予想通りのものだった。

 その場限りの契約とは言え、精霊と契約を結ぶことができればその後も契約できる確率が高いということもあって、尊敬の目が向けられる。

 魔力至上主義、精霊精獣至上主義の者たちにとってそれは、何よりも欲しいものなんだそう。


 ──ご苦労なことだ。


 くわ、と欠伸をしながらシロガネがうそぶく。その毛並みを撫でながら、頭の中で情報をフルスピードで整理する。

 少しずつ形が見えてきた曖昧なものを言葉にしていく。


「では、例えば契約ではなくて、他に契約主がいる精獣から認められるのも名誉になりますか?」

「契約を結んでいなくて認められるというのは……どうなのかしら。存在を認められるという意味? 神殿のように祝福を与えられるという意味かしら……そんなに精獣は祝福を与えたりはしないけれど」


 実際に契約しているお母様はあまりぴんと来ていない様子だったけれど、代わりにお父様が答えてくれる。


「それはもちろん名誉なことだと思うぞ。大袈裟な例えで言えば、王族の精獣に一個人として覚えられるということだろう? 見たことはないが、精獣の祝福は神殿での祝福とは比べ物にならないくらい効力が高いそうだ。精霊、精獣至上主義者は感激してひれ伏すんじゃないか」

「ふぅーん……」


 祝福というものがよくわからないけれど、お父様の言葉におぼろげながら貴族も巻き込めるイベントが浮かんできた。

 目的は魔道具の宣伝と、新たな顧客の獲得。

 早急に認知度を上げるなら、今このタイミングで豊穣祭を利用しない手はない。


「その祝福と料理人がどう関係あるの?」


 いたずらっぽく笑うお母様はもうスパイスから手を離していて、見てもいない。興味はあるけれど、このままの流れでは料理人への依頼は見送るつもりなのがわかる。

 このイベントに直接カレーは関係はない。でも、やってきた流れに乗るなら絶対に必要だ。

 微笑む菫色の瞳がいつも私のことを考えていてくれるのを知っている。

 そしてできれば私の存在をそっと周りから隠しておきたいと思っていることもわかっている。「まだ私だけの可愛い娘でいてちょうだい」と言っていたのはそのままお母様の本心だ。


 ……でも、ごめんなさい。

 この未発達な歪な国で、魔道具の存在を広めていきたい。

 これを夢と言っていいものなのかまだわからないけれど、この世界に生まれ変わった時、やりたいことを見つけたら全力で挑むと決めたから。


「──料理コンテストを開くのはどうでしょう?」

「コンテスト?」


 揃って首を傾げるお父様と兄様の仕草はそっくりで、流石師弟だと思いつつまだあやふやな形をしているアイデアを言葉にしていく。


「はい。豊穣祭ですから。精霊と精獣に試食をしてもらって、この領地で一番美味しいと評価をされた料理を改めて彼らに捧げるんです。……感謝と共に」


 最後の言葉は取って付けたようになってしまったけれど、お母様は瞬きと共に考え込んだ。


「それは……誰が参加をするの? 流石に全部はシロガネも食べきれないんじゃない? それに多分、ディーはシロガネほど食べないわよ」

「人気投票で上位を獲得した料理を出すようにすればいいかと思います。精霊と精獣に捧げるものですが、領内で高い評判を得た料理は、シロガネとディーが皆の前で表彰するんです。それこそこの間の神官長のように祝福を与えるとしてもいいと思います」

 

 私たちももちろん出品しますと、と言うと、お母様は「この唐揚げね?」と小さく頷いて、次いで少し呆れたように私を見た。


「シロガネがこの料理に夢中なのは私でもわかるわ。でもコンテストとなるとこれは少し皆に不公平なんじゃないかしら? 少なくとも皆に準備期間はないんだし」

「お母様、皆に分かりやすくコンテストという体を取っていますが、私の目的はシロガネの祝福ではありません」


 近くで私を眺めていたいからとかいうふざけた理由でも、私は既に彼と名を交わしているんだから、再度認めてもらわなくていい。

 別に私の唐揚げは勝たなくても、いい。勝てばもっと良いけれど、それよりももっと得るものがある。


「精獣に認められるのをうたっているのに、上位を狙わないんですか?」

「まぁ、実際には上位に食い込むでしょうけど兄様、大事なのは貴族も恐らく参加するだろうということです。強制ではなく、料理を出した店、個人に限って自由に参加を認めるようにすれば、平民たちも参加できます。その中で、自分は関係ないと興味を示さない貴族がいると思いますか?」

「いない、わね。きっと……」


 精獣至上主義者であればあるほど無視できないはずだ。

 油をこんなに多く使うのかと驚いていたマーサを思い出す。その言葉を信用するなら、あの料理法自体がまだ広まっていないはず。料理で勝敗を決めるにしても未知の料理法なら大きくリードできると思う。

 精獣に認められるのは名誉。

 お父様はそう言った。

 ならば一番美味しい料理を作ったと、精獣に認められるのも名誉だ。


「何故平民の参加も認めるの? 彼らに魔力はほとんどないし、料理が美味しければ精獣の祝福が与えられるなんて」

「貴族だけにする理由もないですよ。意識を変えていかなければならないのは貴族も平民も同じでしょう?」


 最低限魔力があって精獣に認められるのが条件だとしても、魔道具の存在を認めていないのは同じだ。


「それに、同じお祭りに参加しているのには参加できる人とできない人がいるなんて嫌です」

「……貴族向けの料理を平民にも振る舞うのはいいの?」

「お祭りですし、今回は特別です。一人にたくさん出すわけでもないし、豊穣祭が過ぎたら貴族専用に販売をします」

「そのときに上位に残っていると記憶に残りやすいわけだな」

「その時に、魔道具もセットにしようかと思って」

「?」


 唐揚げって、家庭だと大量に作って冷凍しておくものだよね。

 次の魔道具の術式を練りながら、ニンマリした。


 コンテストと言ってもきちんと販売する。口コミが宣伝となって、祭りの参加者に唐揚げの存在が知られれば儲けもの。

 売り上げはそのまま魔道具の研究費や雑費にまわせるし、次の料理への投資もできる。私が表だって動かなくても情報が広まる計算だ。

 他の人は精獣様の為に腕をふるって、ひたすら美味しい料理を目指してくれたらラシェル領全体も活気づく。良いこと尽くしだ。なんて素晴らしい!


「それに、お母様はたった一言魔法の言葉を言えばいいだけだと思いますよ」

「……なぁに?」

「豊穣祭の主役であるディーとシロガネが美味しい料理が食べたい、一番美味しかった料理を作った者に祝福を授けると言っていると言えばいいんですよ」

「まぁ……」


 ポカンと開けた口に手を当てたお母様。

 ぎょっとしたように尻尾を立てたシロガネは、言葉もなく金色の瞳を見開いている。堪えきれないという風にお父様が盛大に吹き出した。兄様? 呆然と動きが止まっていますよ。


「より盛り上がった方が、魔道具に対する関心も高まると思うんです。平民たちも参加できれば、豊穣祭の名に相応しい料理対戦ができると思いませんか?」


 美味しい料理に垣根はないのだ。

 それに貴族は自分の料理人を抱えている人が多いんだから、よりレベルの高い料理が楽しめるはず。楽しみだわー。


「単純に票を多く集めた上位の料理が精獣に食べてもらえる機会を与えられる、というわけか」

「どのくらい参加者があるかわかりませんが、上位は多めに……そうですね、初めは三十くらいに絞ってはどうでしょう?」


 シロガネほど食べられないと言われたディーの胃袋? の大きさがわからないから少なめに言う。上位三十位を目指して参加者には競ってもらうわけだけど。

 皆の目的、目標はシロガネやディーに祝福をもらうこと、顔や名前を覚えてもらうことでいい。

 私の、私たちの目的はより多くの人に唐揚げを食べてもらって売り上げを出しつつ、「あの魔道具を出した商会か」とガイスラー商会の名も売ること。

 もしも唐揚げの売れ行きがよくなかったらなんて、これっぽっちも考えなかった。だって唐揚げだし。


「なので、この料理も発案したのはお父様ということにしてもらえますか?」


 面白そうに腕組みをしているお父様に頼む。

 魔道具を売り込むのなら看板であるお父様も押し出さなきゃならない。私が表に出るわけにはいかないから、自然と顔を出す人は決まってくる。

 領主の料理人代表としてマーサを出してもいいけど、そうすると魔道具との繋がりを出せないし、当主のお母様は論外だ。


 二つ返事でOKをもらった私は、当主の顔つきになって真剣に考え込んでいるお母様の返事を待つ。

 自領での恐らく初となるであろう、貴族も巻き込んだイベントの影響を心配しているんだろうか。


「この国で魔道具は普通の宣伝をしていては、いつまで経っても浸透しないと教えて下さったのはお母様です。その理由の一端を握っているのは間違いなく貴族たちです。彼らを抵抗なくこちらに巻き込むには、あちらが最も魅力を感じるえ──材料を出さなければ意味がありません」

 ──我は魔道具への興味を起こす為の餌かっ?!


 あらあら、その言葉は自重したのに自分から口にしている。

 白猫が気にくわないといように盛大に噛みついてきたけど気にしない。

 どっかの誰かさんは私を見せ物だと言っていたくせに、自分はそうならないとどうして言い切れるのかしら。やだー、ロゼスタよくわかんない。


 ──そのようなことは言っ──たような気もするがしかしなっ!

「たくさん人が参加してくれれば、その分だけ上位の料理は自然とレベルが上がると思いますけど?」


 画期的な料理はそのままラシェル領の名物として売り出してもいいかもしれない。

 それって祭りの名前のそのまま、実りを意味しませんか? とお母様に話しかけるふりでシロガネに向けて話すと白猫が黙った。

 ウロウロと金色の瞳があっちへ行ったり、こっちへ行ったりを繰り返している。

 料理は魔道具へ興味を起こすきっかけだ。その為には忘れてもらっては困るのがカレーだ。


「豊穣祭を終えた後に新しい料理を出していきます。お母様に言った商人に料理人の紹介をしてもらいたいのも、次の新しい料理が関係しているからです」

「……もう新しい料理を考えているのね」

「うっすらと、想像ですが。それに関連した魔道具も出していきます。それもあってこのスパイスを扱える料理人を押さえておきたいんです! 他の人に取られる前に」


 できれば雇用契約も結んでこの家にとどまってくれる人がいい。

 そうすると心配なのがレシピの持ち逃げだ。紹介してもらった人には悪いけれど、カレーの作り方をマーサたちに教えるだけの臨時の雇用にすることも考えておいた方がいいかも。


「心配なのは情報の流出です。将来的にはいずれレシピをどこか他の貴族などに流してもいいかと思うんですが……」

「今はまだ早いわね。マーサに言って料理人たちにこのスパイスの使い方を教わって来てもらうのは? それなら他のレシピが知られる心配はないし、ロゼスタの言う料理人の紹介にもなるんじゃない?」


 初めてお母様の口から具体的な今後の案が出た。それってスパイスの料理法を知る人を紹介してもらえるってことですね?

 見返すと仕方ないわね、という表情で肩を竦められた。


 カレーが! もうすぐ手の届くところに!

 マーサが責任者となることはもうお願いしてある。手間を考えても通して作れる人に任せたい。

 別にあちらの人が必ずここに来なければならない、なんてことがないなら話は早い。

 私は口だけなのが申し訳ないくらいだけど、お母様が表に出さないと決めているのなら仕方ない。顔合わせ等はお願いして、私は私のできることをやろう。


「ところでシロガネの了承は得ているのよね?」

「もちろんです」


 立場は対等。やられたことはやり返す。目には目を。歯には歯を。

 はたと思い当たったように振り返ったお母様ににっこり微笑む。

 私が見せ物なら、精獣様には馬の先のニンジンになってもらおう。

 気高い精獣様はどうしてか床を転がり回っているけれど、きっと体が痒いのね。ばしんばしんと床に叩きつけられる尻尾なんて見えない。


 ──ロゼスタ?!

「そう、それならいいの。今日中に案を詰めて早急に発表しましょう。鐘が鳴り響く前に言わなければ間に合わないもの」

「何、精獣様が豊穣祭に相応しい美味しい料理を食べたいと言っているんだ。急でも仕方ないだろう?」

「貴方」 

「役に立つものかと思っていたが、まぁいい口実となるじゃないか。せっかく精獣殿が仰っている料理対決だ。皆に自慢の一品を是非披露してもらおうじゃないか」

 ──そんなことは! 一言も! 言ってない!

「この唐揚げ、また食べられるんですね!」

「もちろん兄様が食べたいならまた作りますね。あ、お母様。今回盛り上がりを見せて、シロガネたちに好評なら次回開催もあり得ると付け加えて下さいね」

「料理の出来が良くて、選ぶのに迷うくらいなら精獣たちも大喜びよね」

「ああ。目の付け所がいい。流石私の娘だ」

「えへへ」

 ──納得がいかーん!!



 次の日、ラシェル領にて豊穣祭で初の料理コンテストが開かれるという知らせが知れ渡った。

 参加者は貴賤を問わず、豊穣祭期間内でたった一品でも料理を皆に振る舞える者。

 美味しいか否かを決めるのは試食した者一人ひとり。

 何より、人気上位となった料理は精獣が口にし、見事その舌を唸らせた料理を出した者には祝福が与えられるという前代未聞の話に、ラシェル領内はその話題で持ちきりだった。



 ──それから七日後、神殿の鐘が高らかに響き渡った。

 豊穣祭の始まりである。




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