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3Gと5Gの生活  作者: えり氏
3Gと5Gの生き方。
6/6

3Gはたったの8ギガ。

バイト先には訳ありの人がたくさんいる。

私のバックパッカー生活に同情し、最低限の服や荷物だけを持ってあとは更衣室に置いておけばいい。

職場に初めて恵まれたと感じた時だった。

毎日毎日メイクポーチと手帳。着替えにパソコン。

リュックが小さく、トートバッグを2つ抱え、毎日ネカフェで仮眠をとる日々。


家は決まったものの、1ヶ月弱はそんな生活が続いた。


時々連休や夜職が休みの日に取れた格安の宿で、布団に入って寝れる幸せを噛み締めながら家を契約し、いざ入居となると気が抜けて体調が崩れるのではないかと不安が、重なるばかりだった。


そんな中、なんでもない朝を迎えたというのに悲しみが込み上げてきたり、

辛くもなんともないのに涙が出るようになった。


1度出た涙はなかなかとまらず、私の心が本当に底から限界と訴えているんだと思った。


このまま消えてしまいたい。だが、死んだら子供たちは。他の人は悲しくないだろう。私という存在の価値は。


頭の中がぐちゃぐちゃになっていくのを感じた。


人である私。母親である私。


財力もなければ、影響力もない。


そんな私には大きすぎる責任とプレッシャーだった。


休みがある前の日にODをし、このまま死ねればいいと思いながら眠りにつく。


どんなことよりも彼からフラれたことがショックで彼の思うような人になれなかった私の悔しさと鬱からくる虚無感。


ODしても死ぬこともできない。

私はいつまで生きればいいのだろう。


体に悪いのは分かってる。ただ、リスカのように後に残すよりまだマシだろうとも思った。


本当なら毎日リスカをしたい気持ちを抑えながらも涙を隠しながらの出勤もきついものだった。


ホストには連絡するほどではないと思っていたし、所詮客な私に営業の言葉のテンプレのような返事。



もう何度その話を聞いただろうと思うくらいに「死なないで欲しい。相談してほしい。なにかしてあげら!ないだろうか」と言ってくる。


それで解決してるなら私の鬱だって治っているはずだ。


信頼していないわけではないが、そこまでの関係性は無いと思うし踏み込むこともしなくていいだろうと思う。


ホストが私の心配をするだろうか。たかだか客の身分で心配される程のこともしてないし、私がいなくても他の客を取ることだってできるだろう。


私は私の生活で手一杯になっているのに疑似恋愛に付き合うほどの時間もない。


電話で話すことはあってもそれ以上の事もしてこない。

やはり私は客なんだなと感じた。


恋愛をすれば少しは気晴らしになるとか、いろいろ考えることはあったが、前話ではなしたように、私にとって持ってる責任が大きすぎるが故に仮に付き合ったとしても長くないだろうし、そんな恋愛の仕方をするくらいならしない方がいい。


私の頭の中の容量がどんどん減っていくようにも感じた。


最低限省エネモードになっているんだなと思った。

だが、1番に考えるのは療養だと思い、地元の友人からは実家の近くに物件を借りることや、資格を取ることを言われたが、私には文章を見る事すら辛いことがある。


文字が動くように見えるような読めるけど頭に入ってこないところがやはり私の頭はどうにかなってしまったのだろう。



ただ、目標としては、次家に帰るのではなく家を買おうと思った。

両親が離婚沙汰になって冷戦状態なのに子どもたちも可哀想だし、子どもたちが気を使っているのかもしれないと思うとなかなか胸が痛い。



私の幸せはいつ来るのだろう。

幸せになれるのだろうか。

そればかり考える

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