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3Gと5Gの生活  作者: えり氏
3Gと5Gの生き方。
3/6

電波の届かない場所の家族。

そう!それでね!私の実家にいた時の話をするね!

始まりの時の様な文章ではなくて、日記のような、漫画のような書き方になるけど、そうゆう章があるって思っておいて!

私は実家に帰ったものの、幼少期から自分だけの部屋がそもそも存在してなくて、4人兄妹の末っ子なのに3部屋の誰かとペアの部屋に押し付けられるように入ってたの。

だから、産後実家に帰ってきた時はまだ誰も自立してなかったから仕方なくリビングの隣にある和室でなんとかやってた。

それは1人目も2人目も同じだったよ。

だからこそなのか、実家でもいびりの様にちょっとした事で揉めたり、喧嘩することも多かった。

そして何より問題だったのは、3番目の兄が知的障害を持っていたこと。

小学校低学年くらいの知能しかないから自分の名前の漢字をアンバランスながらやっと書けるくらいで、文章も脱字や誤字も多く、文章も誰かが見てないと書けないくらいの能力。

だから、言葉の壁ではないけど注意するのも言葉より先に手が出てしまったり、癇癪を起こしたりと兄妹喧嘩は大体上の3人がしていて、私は見ているだけ。

止めようにも私に言われて余計に腹立ててくるとか、私に八つ当たりされても困るからね。

そんな兄妹がいる中で両親は理解ありつつでも面倒見がいいかと言われたらそうでもないし、気が使えるような状態でもなかった。

私からの直接のSOSを出さない限り誰も何も気がついてなくて、気がついてないふりなのか。そんな感じだった。

だから、「ゆっくりお風呂にでも入ってきなよ」と母の言葉に甘えて湯船に浸かろうとした時に「子供が泣いてるよ」と呼びに来る。

結果的に実家にいても休む暇はなく、夜の授乳や夜泣きの対応もなるべく両親を起こさないように、兄妹に迷惑をかけないようにと扉を締め切ったり、トイレやベランダで直接部屋に聞こえないような気を使う日々でまともに眠れなかった。

そんな中、長男が吐き捨てるように「夜9時以降は泣かさないでくれ」

そんな要求を私にしてきた。

まだ数ヶ月しか生きていないこの赤ちゃんに対してそんな言い方は無いだろうと思いつつ、母親にも相談をして、結局旦那も離れて暮らすのは家族としていいことでは無いと言い出したことをキッカケに、私達家族の家探しが始まった。

昼はリモートで働いている父と兄が家にいて、午後は母も姉も帰ってくる。夕方には出勤してる3番目の兄も帰ってくるのでなるべく迷惑をかけないようにと外へ出かけることが多かった。

休日も、旦那と部屋を探しに行ったり、混雑が嫌いなクセに大型ショッピングモールにウィンドウショッピングをしたりと、なんとか家族に迷惑をかけないように、旦那のご機嫌と子供たちの体調を気にしながらも休む暇もなく毎日を過ごしてた。

旦那は貯金をしてるだろうと思ったらまさかの残高0で、毎月浪費をしていたり、携帯代が一般的に組むようなファミリープランではなく、一人で倍額払ってるようなくらいに支払いも多かった。

幸い借金が無いものの、引越しの家が決まっても初期費用はどうするのか、引越しした後の事を考えると不安しかなく、初期費用は義両親が孫の為のこともあると情けをかけて出してくれた。

私も申し訳ないと思いつつ、働くことを決意し、家族での新生活を初めてすぐにインターネットでお小遣い程度の短期バイトをしていた。

現場仕事をしている旦那は朝が早く、夜は遅い。

その割に子育ての状況は育児放棄。

テレビをつけながら、スマホで動画を見て「熱いご飯がいい」といいながらできたてを食べてもらうために帰るのに合わせて作ったご飯は旦那のトイレに30分引きこもるルーティンと、運転や仕事で疲れたからのタバコの一服で完全に冷めてしまう。

夜遅くなるし、寝起きが悪いのがわかっているなら私生活を見直せば良いのにと何度も説得をしたり、スマホのつけっぱなしは子供たちの夜泣きにも繋がるから止めてくれと懇願しても直らなかった。

そんな中の2人目の妊娠もあったし、以前あった義両親からのいびりからの鬱状態が完全に消えないままの期間だったので、出産にはかなり悩んだし、産後うつや、ワンオペの辛さ、実家でのこれ以上の迷惑がかけられない状態でのこれはある意味「人生詰んでる」のでは?と思った。

でも、下ろすどころか、旦那は喜びムードを出していた。育児放棄しているし、生活費も出さないお前がそんな事を言う権限はどこにも無い。そう思いながら検診にも行って相談をした。

1人目は個人の産婦人科だったが、鬱状態のこともあり、費用も抑えたいと話をしたら市立病院に転院させてもらえることになり、精神科と産婦人科の病棟が揃ってる大きな所に紹介をもらった。

2人目は無事に生まれたものの今後たくさんのトラブル続出。

これがリアルな生活なのか。

私の思っていた理想とは別世界なものだった。

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