第95話 ユリユリと言えばやはり、硬派の女性走り屋でしょう? (12)
私に続くように、この場にいるチームのみなさまが、見た目の容姿はぼんやり系のボォ~! としたように見える。カマチンカットの可愛い子、ぶりっ子のサセコに見えるけれど。
実は夢見る乙女の安子さまへと、未だ貴女には恋愛は早い、高校を卒業……。社会人になるまでは我慢……。耐え忍ぶようにと、安子さまをみなさんも諫め始めると。
「安子~。あんたは~、何処かの誰かさん、みたいに天然ボケみたいなところがあるから~。大人になるまで彼氏を作ったら駄目だ~。でッ、ないとアイツみたいに変な男に引っかかって、これからの生涯を紐ヤクザのために、自分の身を挺して働かないといけなくなるぞ。安子~。だから今は、彼氏は辞めておけ、良いな、安子?」
と、我がチーム【堕天使】の親衛隊長をしている木下優さまが安子さまを諫めるけれど。
彼女は只今、思春期の反抗期……。積み木を崩している最中ですから。
「ユイ先輩は、うちにほんまに好きな人ができたら、チームのことは考えんでも良いから、なりふり構わず好きになった男の背を追いかけろと言ってくれたもん!」
もん! もん! と安子さまは【モンチ〇チ】になってキッキと不満を告げました。




