89/268
第89話 ユリユリと言えばやはり、硬派の女性走り屋でしょう? (6)
あれから日にちの方も経ちますが、私も麻宮ユイお姉さまと変わらぬぐらいの優等生であり。
我が白鳥学園に新しく開設された特進科の数が本当に少ない生徒の一人なので叱られることが無くて本当に困っている私なのですが。
あの日! あの時! 私の初めての【堕天使】のチームとしての参加は、愛馬ペガサスでは不可能と言うことで。私はユイお姉さまの後部座席……。
そう、私の愛しい、ユイお姉さまの愛車……。HONDA CB750Fourの後部座席に初めて乗せてもらい、二人仲良くランデブー……。
私はユイお姉さまの華奢だけれど、チーム【堕天使】を背負った責任感がある。私には大変に大きく見える背へとペタリ! と自分の頬を当て──。スリスリ、ユリユリと甘えながら夜遅いハイウェイ……。西広島バイバスのランデブーを佐方インターまで私は堪能しました。




