表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

87/268

第87話 ユリユリと言えばやはり、硬派の女性走り屋でしょう? (4)

 そう白鳥学園のよゐこの生徒会長──。風紀委員長も兼任されている我が校の優秀な総長さまへと、山田さまはついついとボケをかまして尋ねて禁忌を犯してしまう。


「山田~! いつも私が胸を張って言っているだろう~! 家のチームはそこいらのカスなヤンキーの集まり、愚連隊とは違うんだ! 信号だってちゃんと止まるし、蛇行運転だってしない! それに西バイに入ったらオービスに引っ掛かるぐらいの最高速トライアルもちゃんとやっているし。苛めっ子を見つければ成敗だってしている……。それに可愛い女の子をナンパして(引っ掛けて)山に捨てるようなヤンキーを見つけたら、車だってボコボコにする正義の味方だと何時も言っているだろうが~、山田~! お前は家のチームの血の掟を忘れたのか~?」


 我が校の理事長をしているお父さまいわく、何で白鳥学園(こんな学園)に、あんな優秀な偏差値を持つお嬢さんがいるのだろうか? と嘆くような期待のホープ……。


 そう我が白鳥学園の中で唯一、旧帝大の受験に成功するだろう! と言われている偉材ですからね、(わたくし)達の総長──。麻宮ユイさまは……。


 だから彼女は曲がったことが大嫌いで、(わたくし)を助けてくれたのも、偶々帰宅の最中に、お嬢さま学園の生徒がヤンキー達に強姦に遭い、手籠めに遭っていると耳にして、






評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ