第8話 ちょっと話を元に戻しますね(7)
だから私は春の陽気に誘われながら~! ワクワク~、ドキドキ~、うっふん! ほっ、ほほほ~! と歓喜、堪能しながら露店のお店でも初めての個人購入──!
タコ焼きと言う物や100円で購入できるリング焼と言ったお好み焼きも購入しながら。
これまた生まれて初めておこなう、作法もない、下品な様子……。
でも私と行き交う、同じ年頃の少女達……。他校の娘達も御連れさまと制服姿で、
「ワイワイ」、「キャキャ」、「あっ、ははは」
と和気藹々とおこなっている食べ歩きと言われるものも私は《《あの日》》、勇気をだしておこなったのですが。
そのたこ焼きと呼ばれる物やリング焼と呼ばれる物が大変に美味で……。
私はこんな美味しい物が、この世に存在するなんて知りませんでした、と言うか? 初めて知ったので、本当にセバスチャンには悪いとは思いますが。私は《《フラワーフェスティバル》》へと着てよかったと心から思いながら歩き続けました。
まあ、そんな私もフラワーフェスティバルのメイン会場──! 広島市原爆資料館の前──! 可愛らしい花の塔の前まで私はくると。
「セバスチャンに悪いから、そろそろ屋敷へと帰宅をしようかしら?」
と独り言を呟けば。
『よ~し! 帰りましょう~!』となる。
だから私は川〇ひろし探検隊になるドキドキ行為をするのはもう辞めて! リセット! 帰宅の途に就くために平和資料館の下を抜け──。原爆ドーム方面へと向かって歩くのでした。
◇◇◇
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