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第78話 えぇ~、嘘~? (2)
だから麻宮ユイお姉さまから私のこと……。フラワーフェスティバルの中日の4日の出来事をかくかくしかじかと聞かされて、みなさまは聞かされて驚愕や驚嘆をされたのですが。
「何で貴女が家のようなどうしようもな女子達が集まる学校へとわざわざ転校してきたの? それも以前のようなお嬢さま容姿ではなく、ヤンキーになってくる訳?」
ユイお姉さまは私へと苦笑いを浮かべつつ、冷たいことを尋ねてこられました。
だから私は、
「そんなぁ~、あんまりですわ~」
とユイお姉さまへと、お姉さまが余りにも冷たい言葉を申されるから、今にも『しくしく』泣き出しそうな、弱々しい声音で不満を漏らしましたが。
「いや~、そんなあんまりですわ~と、うちに不満を漏らしてきても、マジでうち自身があんたに慕われる理由がよくわからないから。あっ、はははははは」
麻宮ユイお姉さまは、本当に私に慕われ理由がわからないと作り笑いを浮かべながら告げてきた。




