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第38話 令嬢様、絶体絶命! (3)

 ヤンキーの兄ちゃんさま達の喧嘩の相手は(わたくし)一人なのに、彼等は卑怯にも三人がかりで襲い! (わたくし)の華奢身体を踏み、蹴る、してくるのだ。


 それもヤンキーの兄ちゃんさま達の一人は、御自身の利き腕に三段式の警棒を持ち振る舞わしつつ、(わたくし)の身体を踏み、蹴る、するのですよ……。


 まるで太古の原人や猿の〇星の猿の兵士のように、先ほど(わたくし)の華奢な肩を叩いた三段式警棒を天空で振り回し、周りに威嚇──!


 そう、自分達の獲物である(わたくし)の隣のクラスの乙女達にこの場から逃げるな! 逃げれば貴様等もこの女ように三段式警棒で殴ってやるからな! そこでジィ~! と大人しく俺達がこの女をなぶり殺す様子を見ていろ! わかったな? と言わんばかりな御様子……。


 (わたくし)に勝利し、勝ち誇った様子を彼女達に魅せつけながら狂い、暴れるものですから。

 (わたくし)の隣のクラスの乙女達は周りの娘と抱き合い、ユリユリしながら猛禽類のように怯え、ブルブルと震えながら。(わたくし)の様子を窺うのでした。



◇◇◇

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