表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

36/268

第36話 令嬢様、絶体絶命! (1)

《ドン!》


 痛い……と、(わたくし)が思いながら自分の華奢肩へと手を当て──。痛みに堪え兼ねながら、自分の腰を丸め、屈み込めば。


「このクソが! 調子に乗るなぁ!」


 ヤンキーの兄ちゃんさま達の一人から荒々しい声が吐かれて。


《ドカン!》


 あの時(わたくし)は、ヤンキーの兄ちゃんさま達の一人から背後から丸めた腰を蹴られ。


「きゃ~!」


 と絶叫を上げ──!


 悲痛な顔で前に勢いよく倒れ込んで地面を枕にして呻る刹那な状態へと陥ってしまう。


 まあ、本当に可哀想な乙女へと転落してしまう。


 しかしだヤンキーの兄ちゃんさま達は、超悪人! 悪者! 悪の秘密結社だから! 地面を枕に。


「うぅ、うううううう」、「い、痛い……」


 悲痛な顔で呻る、(わたくし)に優しく、紳士らしく接してくれるような殿方ではございませんから。





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ