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第27話 正義の味方! (6)
怪我をしたくなければ私に対して、直ちにこの場から立ち去るようにと告げてきました。
うぅ、ううう……。恐ろしい……。
私はヤンキーの兄ちゃんさま達の威勢のある威嚇を聞いて、己の顔色を変え後退りをしてしまう。
そんな私に対して、悪人である彼等は、ニヤリ! といやらしく微笑むと。
今度は、この麗しい白鳥可憐のことをジロジロと見詰めてきました。
それもこの私の麗しい容姿とスーパーボディーを舐めるように上から下、下から上へと、時代劇の悪代官や悪徳商人のおじさま達のように舐めるように見詰めてくるのです。
だから私は自分の顔色を変え──。今度は己の身の危険を感じるのでした。
◇◇◇
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