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第267話 お父さまとお姉さまの関係？（11）
私は有頂天──天にも昇る気分でお姉さまへと言葉を返します。
「は、はい、そうですね」と言葉を返した。
「ほらね、ノム、可憐もああ言っているでしょう」
ユイお姉さまは、ニコニコと微笑みながら、いつもの御様子で野村先輩さまへと話しを返す、いつもの日常茶飯事の出来事なのですが。
私はユイお姉さまとはお母さまが違うだけで実の姉妹なのだと教えてもらったばかりなので、私にとっては何もかもが新鮮……。
明日からお姉さまをお呼びする時に、どのようにお呼びすればいいのでしょうか？ と思案。
そしてお姉さまとの運命的な出逢いに感謝……。神さま！ 仏さま！ ありがとうございます……と、私は天と言うか？ 月に向かってお祈り……。
ユイお姉さまとの出逢いに感謝の祈りを込めると。
「あっ！」
私はふとあることを思い出し驚嘆するのでした。
◇◇◇
