表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

251/267

第251話 可憐様の親友様は慌てて頭をさげる(5)

「安子!」

「新ちゃん!」と。


 御二人は時代劇の捕らわれた町娘のヒロインさまと、正義の味方のようにヒロインを助けにいき、超悪人の商人が雇っている浪人侍さまやチンピラさま達に返り討ちに遭った、幼馴染のチンピラさまのようにお互いが見詰め合い、抱きしめ合い、愛を確認……。


『チュ~!』と接吻するから。


「おぉおおおっ!」


「すげぇ!」


「素晴らしい!」


「ヒュ~♪」


「ヒュ~♪ ヒュ~♬」と。


 この場に集ってきた堕天使の諸先輩方や同級生のみなさまが。


「あんたらやるねぇ」と。


 御二人を冷やかし始めるから、一部だけ……。


 そう、山田さまに親友の敵討ちだと告げられ、柔道の投げ技! 足払い技! を受け──投げ、倒され。


「うぎゃぁあああああああああっ!」や。


「ぎゃぁあああああああああっ! 助けてくれぇえええっ!」


 悲痛な顔で絶叫を上げている超悪者変態なヤンキーの先輩さまのお二人以外は和気藹々と……。穏やかな、和やかな雰囲気へと変わるのですが。





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ