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第25話 正義の味方! (4)
あら! あれ~? あの、ですね……? 多分彼女達は、私の隣のクラスの娘達だとは思うのですが? 私ことを彼女達はどうやら知っているようで……。
う~ん、もしかして私は学年の有名人なのかも知れない? と思ってしまうと。
私は隣のクラスの乙女達を助けにきてよかったと心から思い。
私は別に彼女達に恩を売るためや学園の人気者……。生徒会長になりたくてきた訳でもございませんから。
「いいえ、別にこの件は気にしなくていいですよ……」
私は自分の首を振り、彼女達に気にしないで欲しいと首を振れば。
「私は只、自分自身が許せないからきただけでございます。だから貴女方は本当に気にしないで下さいませ……。これは私自身の戦いであり、ケジメですから……」
と隣のクラスの子達へと説明をすれば。
《キリッ!》だ。




