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第248話 可憐様の親友様は慌てて頭をさげる(2)

 かすみ先輩は泣き叫び、喚き、謝罪を続けてくる安子さまが、自分では手に負えないから副総長の人妻……。旦那さまは本職の松田彩先輩へと困った顔で助けを求める。


「……ん? ああ、安子が、このお兄ちゃんが彼氏だと言うのだから。彼氏なんでしょう。だからあっちの奴を殴る(しばいて)、家のひとの事務所に連れていくで、いいんじゃないかな? ねぇ、安子、それでいいんだよね?」


 彩先輩さまは夜のお酒をだすお店でも働いているみたいですから、安子さまのようにお酒に酔ったように泣き喚くひとへの取り扱いが馴れているみたいですから。


 安子さまへと新ちゃんさまが彼女の彼氏で、超悪者変態なヤンキー先輩さまが敵で、どうしようもない奴、男性なのか? と尋ねる。


「……は、はい、彩先輩……。あいつは! あの男は! 時代劇に出てくるような悪代官ですから、いくらでも懲らしめてくれんさい。お願いします」と。


 安子さまは新ちゃんさまをまた抱きしめながら、ワンワンと泣きつつぶり、ぶり、ぶりっ娘しながら告げた。




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