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第244話 可憐様の親友は大激怒!(15)
「うぅん、チームの先輩達や友人達のことじゃないの、可憐……。うち……。新ちゃんに学園の生徒会の風紀委員にも入ちょぉる、家の学園でも真面目な女子高だと言ちょぉるの……。だから新ちゃんにうち……。ヤンキー女でビッチ女だと思われちょぉなくて……。そのことをネタにあのクソ馬鹿に脅され、新ちゃんもあの馬鹿に殴られ攫われて……。新ちゃんにヤンキー女だとばらされたくないのと。新ちゃんを助け、解放をしちゃるけぇ、今日、この公園に一人でこい……。そして一回だけうちがあの馬鹿にやられるのを我慢したら、新ちゃんも解放しちゃぁるし。うちがヤンキーだとばらさんと言われたけぇ、一人できたのに。これだと新ちゃんにうちがヤンキーだとばれてしまうけぇ。可憐、うちどうしたらえぇじゃろぅか?」
安子さまは自分が大好きで、大事な彼に。自分が手が付けられない、ヤンキーの姉ちゃんだと今更のようにばれたくないのだと、御自身の目から涙の粒をポロポロと落としながら、珍しく私へと頭を下げてきました。




