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第233話 可憐様の親友は大激怒!(4)

 安子ちゃんってドジッ子なんだな、穏やかに微笑んで、阿保だから和やかな気分へと陥り。


 安子さまの手から離れた──。ドジっ子三段式警棒がガチャン! と鈍い音を立て、地面へと落ちるまで、「あっ、はははははは」と微笑みながら観察してしまうから。


「うりゃぁ、あああああああああっ!」


《ドン!》


 安子さまの鋭い前蹴りが超悪者変態なヤンキーの先輩さまの隙だらけの腹部へと真面に入るから。


「うげっ!」


 超悪者変態なヤンキーの先輩さまは、御自身の両目から目が飛び出そうなぐらい驚愕するのと、悲痛な声を漏らし。その後は自分のお腹を両手で抑えつつ膝をつきながら。


「あぁ、ああああああっ」と。


 超悪者変態なヤンキーの先輩さまは、自分に何が起きたかわからない顔──! そして完全に膝をつくのでした。


 ワナワナと言った感じで、ですね。


 そう実は安子さまのドジっ子──三段式警棒の放り投げは意図的なことでして……。あの変態! あの最低男! あの不細工な男は! 安子さまが彼の隙を作るために意図的に放り投げたのでした。

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