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第214話 可憐様は御友人様の為に舞うのです!(19)
そして私白の特攻服……。
それも安子さまとお揃いの背中に刺繍文字……。【喧嘩上等】のポケットから安子さまが得意な凶器……。只今小さくなっている《《三段式警棒》》……。他人を強く殴り、叩けば直ぐに壊れてしまう凶器……。
だから私は勿体無いから、余り使用を控え、他の物に変えた方がよいのでは? と何度も安子さまへと進言した《《三段式警棒》》を『ホイ!』と彼女へと放り投げると──!
安子さまはカチャン! と鈍い金属音を出しながらキャッチ! したから、私はペガサスへと。
「──ペガサス~! そんな超~、変態、スケベ男は~、安子さまに任せて~、私とあなたは~、今からあのヨンメリをボコボコに壊し、破壊しにいきますよ~。だから~、ペガサス~、踵を返して~、反転しなさい~」と。
私は愛馬ペガサスへと、超悪者変態なヤンキーの先輩さまのお顔が蒼白するような下知をくだした。




