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第210話 可憐様は御友人様の為に舞うのです!(15)
私自身も超悪者変態なヤンキーの先輩の情けなく、汚いお顔が面白くなり。
「ほっ、ほほほほほほほほほ。何ですか~、そのだらしない様子は~。もっと私へと罵声を吐き、侮り、嘲笑いしつつ抗い、抵抗をしてみせなさい~。この弱い者虐めしかできない駄目人間が~! ほっ、ほほほほほほほほほ~」
私はお嬢さま高笑いをしながらこやつを侮ってさしあげると。
「ペガサス~! このダメ人間へと~、もっと、もっと御仕置き~! 死なない程度に更に踏んでさしあげなさい~! あなたに踏み、踏みされるのが、この方は大変に嬉しいのだ~と歓喜していますから~」、「ほらほら」、「どうどう」、「がんばりなさい」、「さぁ、早く~、踏んでやりなさい~、ペガサス~」と。
「うげぇ」、「うがぁ」、「死ぬ~」、「助けてくれ~」、「ヤンキーお嬢さま~!」
と命乞いまでしてくる超悪者変態ヤンキーの先輩へと私は更に愛馬ペガサスへと摂関するようにと下知をだした。




