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第201話 可憐様は御友人様の為に舞うのです!(6)
それでも超悪者変態なヤンキーの先輩さまは、これでも安子さまのことが愛おしくて仕方がないから。
「う~ん、それでも、儂は安子ちゃんのことが昔から気に入ちょぉったし、好きじゃったけぇ。儂にチュしてくれんさい。安子ちゃん」と。
彼女の全身の毛が逆立つほどの気持ち悪い甘え声を漏らしながら。安子さまが可愛く、『イヤイヤ』と首や身体を振る度に、超悪者変態なヤンキーの先輩さまは、「う~ん」と蛸さんになりながら彼女の柔らかい唇へと、自分の唇を更にジワジワと近づけ、接近する、密着する……。
序に安子さんの可愛いお尻ちゃんまでワシワシとする変態ぶりをじわじわとしてくれる、時間稼ぎを超悪者変態なヤンキーの先輩さまは自ら好んでしてくれる。




