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第191話 可憐様は御友人の為に突撃!(5)

 だから三人は落ち着き無く会話を続ける。まあ、続けていると。


 自分達が乗っているスカイライン(ヨンメリ)の目の前でYAMAHA RD400はエンジンブレーキを何度もかけながら速度を落とし、最後には『キィ~!』と停止をした。


「……おい、ちょっと不味いんじゃないのか?」

「……誰だろう?」

「……何処かのチームの奴だと思うぞ?」


「お、おい、お前等、誰か揉めたか?」

「いや、俺は知らねぇ?」

「俺も知らんで?」と。


 超悪者変態なヤンキーの先輩さまも流石に暴走族のチームに入っているようなヤンキーの人達とは揉め、争うような気はないから。御自身のお連れさまへと二人へと尋ねる。


しかし御二人は『知らない』と首を振るから。


(……じゃ、誰だろう?)、(気持ち悪いな……)


 と、超悪者変態なヤンキーの先輩さまも御自身の顔色を変え、気弱……。不安に陥るのですが。






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