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第189話 可憐様は御友人の為に突撃!(3)

「……ん? 単車のサイレンサーの甲高い音がするけれど、誰だ?」

「さぁ、知らねえ?」

「この辺りの家に誰か友人(ツレ)でもいるんじゃないのか?


 安子さまと新ちゃんさまの超変態な悪いヤンキーの兄ちゃんさまがバイク……。


 それも安子さまがかるYAMAHAのRD400の、集合管(スポーツマフラー)の軽く甲高い音を聞き、首を傾げ──。彼の悪い、変態な友人のヤンキーの兄ちゃんさま達へと尋ねるのですが。


 自分達の知人には安子さまのようにYAMAHAのRD400を所有している者などいないからわからないと言葉を返すから。


「そうか」と超変態で悪いヤンキーの先輩さまも気にする行為を辞めて、今度は、今御自身がお気に入りの美少女の一人安子さまが早くこないか? 早くきてくれないかな? 早くきてさえくれれば『パクリ!』と安子さまを美味しく、『ごっあん!』でしたと頂くことができるのにと、ワクワク、ドキドキと御自身の胸を高鳴らしつつ思うのですが。





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