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第183話 悪意ある脅しと呼び出しに、可憐様は御怒り!(9)

 そう、あの変態ヤンキー先輩さまは、電話の向こう側から、ケラケラといやらしく薄ら笑いを浮かべつつ安子さまに今直ぐ現地までこい。そして自分達が、気がすむまで楽しませろと告げれば。


「(……安子ちゃん、新のことやあんたのことを警察に言えばどうなるか分かっちょぉるよな? 新はどうなってもしらんからの~?)」


 電話向こう側で無言……。黙り込んでいる安子さまへと悪者変態ヤンキー先輩さまは勝利を確信はしているようですが、一応は釘を打ち、脅しもした。


「は、はい……。準備ができ次第、うちは直ぐにそちらへと向かいますから、新ちゃん……。うちの新ちゃんにだけは酷いことを、もう、せんといてください、おねがいします……」


 安子さまはとうとう耐え切れずに、もう~、本当に~、珍しく~、しくしくと泣きながら、悪者変態ヤンキー先輩へと、自分は長い身支度が終わりしだい。そちらへと窺うから、新ちゃんにはもうこれ以上は酷いことをしないで欲しいと嘆願をした。





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