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第182話 悪意ある脅しと呼び出しに、可憐様は御怒り!(8)
だから私は、その気持ち悪い顔をしたヤンキー男へと直ぐに折檻……。自分のマイカーから強引に引きずり降ろして、竹刀で殴ってやろうと思ったのですが。安子さまが余りにも彼……。
そう新ちゃんさまと恋している乙女仕様で会話をしていることに気がついて、私自身も、あの変態男を見逃す失態を犯してしまうのです……。
もしも? もしもがあればのことなのですが? 私達白鳥学園の特攻隊の者達が、あのスケベで変態……。超悪人なヤンキーの先輩を他のヤンキーのナンパ車に搭乗しているヤンキーの兄ちゃんさま達のように天誅! しばき! 折檻を加えていれば。
私の大事な友人の安子さまに超悪人な先輩は、時代劇の悪役代官や商人……。刑事ドラマの悪者、チンピラ先輩のような捨て台詞……。
「(……安子ちゃん、もしも儂等の嘆願をあんたが聴き入れなければ、新がどうなるか、あんたにもわかるよな? ──だから今から○○公園まで、一人でやって来い、わかったな、安子ちゃん……?)」




