表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

181/268

第181話 悪意ある脅しと呼び出しに、可憐様は御怒り!(7)

 しかし変態でエッチな、いつも盛りがついているオス犬やオス猫のような彼に見詰め、見惚れられていた者はと言うと?


(……な、何? このプレッシャーや嫌悪感は?)


 と思い。


(うわぁ~。何? 何です、の~? この(わたくし)の身体に走る寒気や違和感……?)


 とも思って。


(も、もしかして(わたくし)は誰かに、身体中を舐めるように見られているのかしら……? だから(わたくし)の身体中に悪寒が走り、嫌悪感が募るのかもしれない?)


 と、駅のロータリーを警護中の(わたくし)はあの時思った。


 だから(わたくし)はニュ○タイプになり、自分の容姿を見詰め、プレッシャーをかけてくるいやらしい視線の出所をキョロキョロと辺りを見渡しながら探索をした。


 すると安子さまが誰かしら、殿方と楽しそうに会話をしている、みなさんいわく、《《シャコタン》》と呼ばれる、意図的に自動車の車高を落としたナス紺色の4ドアーのスカイラインから、(わたくし)のこの素晴らしい容姿を自分の顔を緩ませながら、鼻の下を伸ばし、変顔で涎を垂らしながら見ているヤンキー男に気がついたのでした。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ