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第141話 可憐様の御友人様は今日も御機嫌麗しいみたい? (9)
「えっ、うん、わかった。ヤンマー」
グイグイと自分に迫る、山田さまに対して安子さまは頷き了承した! を告げるから。
私を含めたクラスメイトのみなさまは緊張の余り、各自各々が『ゴクリ』と喉を鳴らしながら、異性に対して今まで興味を持っていないように見えていた安子さまの恋バナの続きを待つと。
「よし! 早く言え! 安子! スッキリ! ポッキリするから!」
山田さまもトロイ口調、じれったい口調の安子さまへと急かすように告げれば。
「した……」
安子さまの口から私、白鳥可憐が『きや~、安子さまはいやらしい~。卑猥だわ~。エッチ! スケッチ! ワンタッチ! きゃ~!』と絶叫を上げたくなる言葉を漏らすから。
「嘘~?」
「マジか~?」
「ほんまにかぁ~?」
「冗談だろう?」
「冗談抜きか~?」
「おお~! とうとう安子も女になったか~?」
「今日は赤飯だな~?」
クラスのみなさまもワイワイ、ガヤガヤと喧騒しながら黄色い声を上げるけれど。




