表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

133/268

第133話 可憐様の御友人様は今日も御機嫌麗しいみたい? (1)

「みなさま〜、今日もおはようございます〜! ──今日もよき日でありますように〜! おっ、ほほほほほほ~!」


 (わたくし)が教室の扉を開け──。部屋へと入り。扉を閉め、いつも通りにクラスメイトのみなさまへと朝の挨拶をすれば。


「おはよう、白鳥」

「可憐、おはよう」

「白鳥、お前~! 朝からテンション高いな~」

「可憐、マジでうざい」

「こいつの頭はどうなってんだ~?」

「そんなことしるかぁ~」

「可憐、マジで、そんなテンションは辞めてくれ……。二日酔いに響く……」


 と、(わたくし)ことをクラスメイトさま達が明るく微笑みなながら挨拶を返してくれたり。怪訝な表情で(わたくし)のことを褒め称えてくれるは。各自各々が、御自分の頭を抱えながら、(わたくし)は大変に素晴らしい女性だと褒め称えてもくれる。


 だから(わたくし)は、「おっ、ほほほほほほ~」と高笑いを浮かべつつ「みなさま~、(わたくし)のことをそんなにも褒め称えても何もでませんわよ~。おっ、ほほほほほほ~」


 (わたくし)はクラスメイトのみなさまへと感謝の気持ちを告げつつ、余り褒めても。(わたくし)は豚ではございませんから、おだてても木に登りません! と告げれば。


「可憐」


 山田さまが何故かニヤニヤといやらしく(わたくし)へと微笑みかけながら手招きをしつつ呼びますから。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ