第123話 駅のロータリーは戦場です! (6)
「はぁ~、篠~、何で堕天使に喧嘩を売ってきた奴を許してやらないといけないんだ~!? ああ言った奴等はここで殴っておかないと調子に乗るんだよ~!」
野村先輩さまはこの通りで……。鬼のような形相で篠崎先輩さまへとよいヤンキーの兄ちゃんさまならばいいけれど、悪者のヤンキーの兄ちゃんさまへは正義の味方! 特攻隊らしく喝を入れ、体罰を加えるべきだと告げる。
しかし篠崎先輩さまは、いくら野村先輩さまが安芸は広島で、ヤンキーさま達から、【ダンプノム】と恐れられ、彼女さまが唸り、ワンワンと吠えようとも恐れ慄くことをしないで、御自身の腕を組み、首を振りながら。
「……ノム~~~! 何時もユイ姉さんが言っているだろう~? 悪に情けをかける必要はないけれど、ちゃんと謝罪をしてくる者に対しては情を入れ対象にするように……。悪は憎んでも人は憎まずと何時も言っているじゃないか~、ユイ姉さんは~~~!」
と、篠崎先輩さまは私達【堕天使】の総長さまであり。我が白鳥学園の生徒会長さまでもある《《麻宮ユイ》》、お姉さまの毎日の教訓……。教えを野村先輩さまは忘れてしまったのか? と尋ねました。
「ああ~、そぅだったぁ~~~!」




