第117話 風紀委員のお仕事は校外でもおこないます(3)
私達──。特攻隊のメンバー達の腕! 指が! ポキポキ! と鳴りますから。
私達は野村先輩さまの「1・2・3」のかけ声のリズムと軍隊マーチと共に天下の往来を近所の駅へと向かい行軍をしますから。
「のむちゃん達がんばりさいよぉ~!」
「白鳥学園、日本一~!」
「風紀委員~! 今日も地元の治安の為に頑張れ~!」と。
駅のロータリーにつくまでの道のりにある文具屋や本屋……。雑貨屋にパン屋、お米屋さん……。
そして広島と言えばお好み焼き屋さん……。
その他にもテーブルゲームが置いてある喫茶店とお肉屋さん……。
まだ今の令和の時代のようにコンビニエンスストアーやドラッグストアーもない時代ですから、近所の駅へといくまでの道のり間でも沢山の個人商店がり、本当に地域密着型の時代ですから。
地域の治安を守るべく駅へと軍隊マーチと共に行軍する私達へとお店の御主人さまや奥さま達が日本の国旗を振りながら歓喜! 歓声! 声援! をしてくれるから。
私達──。特攻隊のメンバー達は声援をくれるみなさまへと。
「「「ありがとうございます~!」」」
「「「今日もがんばりますね~!」」」
「やったぜ~! 父ちゃん! 明日は~、ホームランだ~!」
「秀〇~! 感激~!」
「みなさま~! がんばりますね~!」
と手を振りながら。
「「「「「男はオ〇カミなよぉ~♪ 気をつ〇なさい~♬」」」」」
と鼻歌交じりで向かうのだった。
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