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空の神、大地の神との混血少年は『超大技発動スキル』を使い迫害されている神達を救い理想郷に向かう(改訂版)  作者: 元々島の人


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避けたい戦い

「神族ハーフの戦士?」

 しかし皆あまり強そうじゃなく目が弱弱しい。


 ウォレンが言った。

「こちらが手を出せないように弱い人を選んでるのかも」


 カーリアンは言った。

「シャークアインを良く倒したと言う所だが、今度は同族同士の避けられない戦いになってしまったな」

「くっ!」


「さらに」

 カーリアンはまだ伏兵を用意していた。

 それは十三、四の少年少女だった。


「あんな若い子を?」

「こいつらは神族ではない。その代わり貴様らと戦う為徴兵制で集めた少年少女よ。こいつらを殺せるかな?」


「きたねえ! あいつ強い人じゃなく戦いたくない人を集めてやがる」

「そうして俺らが迷ってるうちに倒すとかそういう魂胆だろう」


 ティルが言った。

「悲しいけど、彼らと戦うしかないかも」

「そんな事!」


「しかし、どうすれば避けられるのか分からない」

「それに避けられたとしても今度は彼らが殺されるのよ」


「何て卑怯な奴だ。待てよ? そうだ!」

「どうするんだ?」


「地震と地盤沈下をまた起こすんだ! そうすれば足止め出来る」

 それで俺は地面に手を付いて祈った。


 すると弱めの地震が起きた。

 少年達は戸惑っている。


「何をしている! 行け!」

「今度は弱めの地盤沈下だ」


 これで何人かの少年達は上半身が埋まった。

 チャンスだ。今のうちにカーリアンを。


 俺達はエアショットなど遠距離攻撃をカーリアンに集中した。

 しかし何とカーリアンは少年達を盾にした。

「こいつらこれ以外に使い道ないな」


「駄目だ、神族ハーフ達とも徴兵された少年達とも戦いたくない! どうすれば!」

「こうなったら入口まで逃げるしかないわ」

「しかし」   

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