表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
空の神、大地の神との混血少年は『超大技発動スキル』を使い迫害されている神達を救い理想郷に向かう(改訂版)  作者: 元々島の人


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

34/129

船にて

 その夜はティルと修行した。

 そして俺達は船に乗って新たな大陸に行く事になった。

 自分の力も存在もまだわからない。

 

 それに次々強敵が出るだろう。

 でも俺は必ず最後までやり遂げる。

 理想郷に行くまで。


 船の中でティルは聞いてきた。

「スカーズ、これからの旅の目的だけど、貴方は神族を理想郷に届ける事、軍を全滅させて平和にする事とかどれを優先で大きな目的にしてる?」


「あっ、そうだ今まで成り行きで戦って来たから順位が漠然としてたんだ」


「そうよね。今までは追われる身だったから旅と戦いを両立していた。でもこれからは目的と行動をはっきりさせなければいけない」


「そういやそうだ。神族を理想郷に連れていく、だけならそんなに軍と戦わなきゃいけないわけじゃないしね」

「うん、最短距離を進めばね。でも貴方は良いの? 敵討ちの事」


「よく、ない……」

「そうよね、それが普通の人間の感情よ、神だけど。だけど敵討ちや軍を全滅させる事は回り道になって大きな時間がかかる。貴方の今の力では出来ないから」


「そうだな。俺の最大目標は理想郷へ行く事。でも敵討ちと平和を作る事は大きく関わる問題だよね」


「もともと私が来たのは地上で悪い事をしている連中をあなたに全員やっつけてもらう名目だったの。でもそれは私から見てもあまりに過酷な要求だと思うわ。天界の上司達へはまだ意見してないけど」


「俺は、小さい人間だ。俺が英雄になって皆を救うと言ったら思い上がりだ。それに理想郷に行くのが大幅に遅れる。だから理想郷へ行くだけじゃなくやらなきゃいけない事ある気がする」

「それじゃ」


「エグスド軍を壊滅させる、でもそれが駄目だったら最優先に理想郷に行く、俺が言えるのはこれ位かな」

「ごめんね難しい質問して」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ